白球だより 3月27日(日)号


 12回目を迎えるアークカップに水戸旋風が吹き荒れそうだ。茨城県水戸市から参加のコールトゥウェブ水戸が投打にTokyo REDS(北区)を圧倒し、出場2回目にしてアークカップ初勝利を飾った。この日、初回から猛攻で先取点を挙げたコールトゥウェブ水戸は終始試合をリード。守っては巧みな投手リレーでTokyo REDS打線を封じ込め5-2と快勝した。コールトゥウェブ水戸はその名が示すとおり所在地は茨城県水戸市。大半は水戸市在住で、メンバーはコピー業界大手のコールトゥウェブ水戸支店の社員が中心。本日も11時の試合開始に合わせて朝7時に水戸を出発。車4台に選手が分乗し、遠路はるばる試合にかけつけてきた。主将の星選手は、「今日は勝てて満足といえば満足ですが、打線が少し物足りなかったです。来週までには打線を磨いてきます。そうしないと上位には行けませんから」と勝利にも浮かれることはなく、あくなき向上心で上位を見据えている。水戸旋風が今大会どこまで勝ち上がるのか注目だ。