アークカップ速報（5月1日号）

		アークカップ速報　5月1日（日）号
Ｃブロック５回戦
とん吉　ｖｓ　東京中村倶楽部
5月1日（日）　第1試合 1 2 3 4 5 6 7 8 計 東京中村倶楽部 （練馬区） 0 1 0 0 0 0 0 1 2 とん吉 （北区） 0 0 0 1 0 0 0 2× 3× ※大会規定により、８回は１死満塁のサドンデスを実施 止まらぬ快進撃　初出場チーム同士の顔合わせとなったこの試合は、１点を争う緊迫の展開をとん吉がサドンデスの末制し、うれしい８強入りを決めた。先制したのは東京中村倶楽部。２回、四球で出たランナーを１塁に置き、６番村田選手のレフトへの３塁打であっさりと１点を先手を奪う。一方、毎回のようにチャンスを作りながらも０点に抑えられてきたとん吉は４回、ついに得点。１死後ヒットと四球で１・２塁のチャンスに、８番増田選手が左中間を破り一人が生還。さらに１塁ランナーも果敢にホームを突くが、ここは中村倶楽部野手陣の見事な中継プレイでホームインを阻まれタッチアウト。この回逆転こそならなかったが１点を返し、試合を振り出しに戻す。その後は中村倶楽部・高田、とん吉・金木両エースの投げ合いで１-１のまま試合はサドンデスへと突入。サドンの表中村倶楽部は３番からの打順を選択するも、犠牲フライによる１点止まり。最少失点で切り抜けたとん吉はその裏、「最も信頼できるバッター」と監督が絶賛する１番中村選手からの打順を選択。中村選手はその期待通り、カウント０-１からのインコースのストレートを目の覚めるような鮮やかな弾丸ライナーで右中間に運び２者がホームイン。とん吉が激戦をサヨナラで制した。　 ○とん吉・藤澤監督 「絵に描いたようないいゲームでしたね。４回の増田の同点打、あれは２死だったんで思い切り行かせたら見事に打ってくれました。サドンは中村が期待通りの結果を出してくれましたね。ここまでこれてまさかまさかです。選手には、『頼むからドームに連れて行ってくれ！』と発破をかけてます」 ○とん吉・中村選手 チームリーダーの核弾頭・中村選手。ベンチの期待に応えるサヨナラ打に、「かなり苦しい試合でしたがそのプレッシャーを楽しむのがうちのチーム。サドンの場面はぜひ自分が決めたかったんでホントにうれしいです。ベンチも含め今日は全員が主役でした。この勢いでドームには必ず行って見せます」 ●東京中村倶楽部・中村監督 「先制してもチャンスで大振りしてしまって、次の１点が取れなかった。野球をなめてしまっている。その点、相手チームは一生懸命ひたむきにやっていた。その辺の差ですね。まだまだうちは下手くそなんです。でもここまでこれていろんなチームとやれて楽しかった。また秋、チャレンジします」