いよいよ明日決戦!
決戦を前にした両軍監督を直撃!!

日油技研工業
小久保 利夫
監督
Ash
田所 英樹
監督
大舞台で想像以上のプレイを期待 先手必勝で有終の美を飾りたい
 今年は若手の成長と新人の加入でウィークポイントがなくなったのが大きいですね。ベテランもそれに刺激されて、今大会は試合を重ねるたびにチームとしての強さを感じるようになりました。明日のポイントはやっぱりエースの小澤でしょう。今大会は投打の主軸である彼で勝ってきました。彼が投げれば勝つという意識がナインにあるので、小澤でダメなら仕方がありません。小澤と心中します。相手のAshさんは走攻守いずれも相当レベルが高い。うちが勝つとしたら1、2点勝負に持ち込めるかどうかでしょう。序盤の攻防をいかに制すかにかかっていると思います。選手たちには思い切ったプレイを期待したいですね。緊張するでしょうが、逆に大舞台で何か想像以上のプレイをしてくれそうな気がします。負けるつもりはありません。地元の“川越魂”で、とにかく面白い野球をお見せします。  昨春に引き続き東京ドームの土を踏めるなんて私たちは本当に幸せ者です。春秋連覇のかかった昨秋は、知らず知らずのうちにあった春のチャンピオンとしてのプレッシャーのためか、残念ながら2回戦で負けてしまい悔し涙を流しました。今大会も一つたりとも楽な試合はなく苦しい試合の連続でしたが、やっぱりあの時の悔しさがここまでこれた原動力になったんだと思います。いよいよ優勝戦ですが、相手の日油技研さんにはトーナメントで最も重要な勢いというものがありますので、先手を取られないように細心の注意を払わないといけませんね。そして、いずれ必ず巡ってくるチャンスでしっかり得点できるかどうか、あとはそれを全員野球で守るだけです。早い回で主導権を握れれば言うことありませんね。一年前のいいイメージを思い出しつつ、今大会を有終の美で締めくくりたいですね。