近づいたインボイスSEIBUドーム
いよいよ準々決勝、8強が激突
 8強激突!第13回アークカップ関東草野球選手権大会は6日(日)、ここまで勝ち残った8チームによる準々決勝4試合が行われる。
 256チームの参加で始まった今大会もいよいよ大詰め。幾多の激戦を勝ち抜いてきたチーム同士の激突とあって、見ごたえのあるカードが揃った。
 決勝の地・インボイスSEIBUドームはすぐ目前。各チームが持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の見どころを探ってみた。
▲決戦の地・インボイスSEIBUドームに向け、8チームが生き残りを賭ける
いよいよ大詰め、

今日は準々決勝です。

ドームまで残すはあと2つ!!

ベスト8の皆さん、がんばってください。


準々決勝 第1試合
VS
(新宿区) (新宿区)

◎みどころ 直球とカーブを主体にテンポ良く投げるCHOTTO CHIGAUZOの左腕春日を、強打の神様がどうとらえるか。5回戦では、走者を出してから低めで打ち取る春日の投球が光った。内野陣が無難に守れば、大崩はないだろう。神様は5回戦のレジェンド戦を強打で打ち勝った。東海林、岑の上位や飯野、主砲山本圭壱監督らで形成する中軸など上位から下位までムラなく当たっており得点力は高い。投手陣も広田、石塚の両右腕が4・5回戦で好投した。2、3点の勝負になりそうだ。



準々決勝 第2試合
VS
(足立区) (杉並区)

◎みどころ 今大会ここまで猛打を発揮している武田ジェッツ打線を蔵星投手陣が止められるか。武田ジェツは先日の4・5回戦、強豪チームを相手に2試合で15点を奪うなど打線が絶好調。出塁率の高い1番山口軸に攻撃の始点を作り、勝負強く頼りになる3番藤平らの中軸で返すパターンが確立されている。対する蔵星はここまでスコア的には競った試合が多いが、楽々逃げ切っている印象もあり不気味な存在だ。学生時代から大舞台を経験した選手が多く試合慣れしている強みを感じるチームだ。



準々決勝 第3試合
VS
(台東区) (夷隅郡)

◎みどころ 今大会ここまで互いに固い守りとソツのない攻めは互角。似たタイプのチーム同士の一戦だ。岬クラブは先日の4回戦のQueen's戦、土俵際まで追い詰められた苦しい試合を気迫の野球で逆転勝ちし、その後の5回戦では好投手土屋を擁する強豪ヤンキースに完封勝ちするなどチームの勢いを感じる。エース小野寺は安定感が抜群の好投手だ。朝日信用金庫は激戦ゾーンを切れ目のない打線と勝負強さを発揮し勝ち上がってきた。岡部、新佐古らの投手陣は失点を計算でき、大崩しない強みがある。



準々決勝 第4試合
VS
(足立区) (船橋市)

◎みどころ 優勝候補同士の屈指の好カード。GLARE'04・丸木、佐川急便千葉・高山の両右腕がともに5回戦を完投した。投手力はほぼ互角。打撃は、長打力ではGLARE'04がやや上回る。核弾頭・仙北谷の出塁率の高さに始まり、長打力抜群の4番埴谷や勝負強い打撃が信条の5番山崎は要注意。佐川急便千葉打線は豪打のイメージではないが、上位から下位までムラがなく、勝負強い。優勝経験豊富な伊藤主将をはじめ、増田、芳中、和多田らのV戦士の潜在能力はやはり侮れない。