準決勝
| 11月13日（日） 第２試合 |
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| 佐川急便千葉 （船橋市） |
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| 岬クラブ （夷隅郡） |
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※大会規定により、８回は１死満塁のサドンデスを実施
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○佐川急便千葉・土井監督 |
| 「選手には試合前、『インボイスに行こうよ』と一言だけ声をかけました。よく粘って夢をつなげてくれましたね（笑）
キャッチャー若杉が宇田川の持ち味を良く引き出してくれました。サドンで増田で１点は計算通り。彼はああいう場面で必ず転がしてくれるので頼りになります。それにしても岬さんは気迫があるいいチームでしたね。最後の走塁なんかは、うちに少しでもスキがあったら、やられてたかも知れません。強豪が次々に負けていく中、Ｖ３はやっぱり魅力ですね。当然、狙っていきますよ」 |
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○佐川急便千葉・宇田川投手 |
| 見事な完封シャットアウトで投手戦に投げ勝ち、「前回の登板が不甲斐なかったので、今日はリベンジのつもりで気を入れて投げました。そう簡単には打てないのは最初から分かっていたので、０-０の展開でしたが無心で平常心でいられました。今日は勝負所でのフォークがよかったです。若杉は絶対に後ろに逸らさないので、安心して投げられますね。優勝戦も全員野球で楽しみます」 |
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３度目の頂点へ王手 佐川急便千葉が延長戦の末岬クラブを下し、２年ぶり通算４回目のドーム進出を決めた。１回表佐川急便千葉は２死から、３番増田が意表をつくセーフティーバントを決め、送球がそれる間に２塁を陥れ、２死２塁といきなり先制の好機をつかむ。しかしここは岬クラブ先発・岡本が４番和多田を打ち取り無失点で切り抜ける。一方岬クラブもその裏２死から３番佐藤がセンター前ヒットを放つが、後続が続かず無得点に終わる。佐川急便千葉は２回にも１死から６番辻が内野送球エラーで出塁。その後辻は２盗、３盗と成功させるが、またしても後続が打ち取られこの回もチャンスを生かせない。その後、佐川急便千葉・宇田川、岬クラブ・岡本の両右腕が好投を見せ、無得点のまま試合は終盤戦を迎える。岬クラブは５回裏、この回先頭の５番善財（由）が四球で出塁。内野ゴロの間に２塁へ進み１死２塁と先制の好機を迎えるが、７番岡本が放った打球は投手ゴロ。飛び出した２塁走者・善財が刺され、どうしても１点を奪えない。ピンチを逃れた佐川急便千葉は６回表、この回先頭の１番・伊藤が３塁線に絶妙なセーフティーバントを見せ、さらに送球がそれる間に２塁に進み、無死２塁とこの試合最大のチャンスが訪れる。しかし直後、岬クラブの岡本投手がショートの善財との間で絶妙な牽制プレーを見せ２塁走者の伊藤が刺され、佐川急便千葉はまたしても先制のチャンスを逃がす。試合は結局このまま無得点のまま終了し、準決勝史上初となる２試合連続の延長戦・サドンデスに突入した。佐川急便千葉は８回表、３番増田からの打順を選択。その増田は１死満塁から高いショートゴロを転がし、この間に３塁走者がホームイン。佐川急便千葉がついに１点を先制した。その裏岬クラブも３番佐藤からの打順を選択。１点差で１死満塁。一打サヨナラの好機となったが、ここで佐藤は空振りの三振。さらに３塁走者が三振の間に本塁を突いたがタッチアウトとなり試合終了。佐川急便千葉が２年ぶりとなる優勝戦進出を決めた。 |
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○佐川急便千葉・若杉捕手 |
| 宇田川投手の快投を引き出す好リードに、「ここまでくるとどこも差はない、０-０は想定内でした。ピッチャーには追い込んでから集中していくよう声をかけました。いよいよ優勝戦ですね。うちはいいバッターは揃っているので、打つ方は彼らに任せて、自分はとにかく持ち味の守備で貢献したいですね。試合前から盛り上がってムードを作り、自分たちのペースで戦えればと思います」 |
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●岬クラブ・善財主将 |
| 試合後呆然とした表情を浮かべながら開口一番、「悔しいです。負けて残念です。相手の佐川さんはさすがに試合慣れしているいいチームでした。今大会は苦しい試合も多くありましたがみんなで乗り切ってきて、チームとして成長できました。また来年再チャレンジします」 |
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●岬クラブ・岡本投手 |
| 「負けてしまいましたね。相手の佐川さんはソツがないチームでした。今日は低めのコントロールを意識しながら投げました。まずまずの投球は出来たと思いますが、負けてしまったので残念です。しかしここまで来れて悔いはありません。よく守ってくれたみんなに感謝したいです」 |
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