第13回アークカップ関東草野球選手権大会は13日(日)、

いよいよベスト4による準決勝2試合が行われる。

憧れの舞台「インボイスSEIBUドーム」まであと1勝に迫った4チーム。

ここまできたらどのチームも勝って絶対にドームの土を踏みたいところ。

CHOTTO CHIGAUZO、蔵星、岬クラブ、佐川急便千葉の4強が

持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の行方を占ってみた。
ついにきました!!

ドームまでいよいよあと1つ

最後の一球まで諦めずガンバって!!




第 1 試 合
▲春日投手 「今大会、レギュラーイニングいまだ無失点」 ▲村岡選手 「高出塁率を誇る強力打線の切り込み隊長」


強打者が揃う蔵星打線をCHIGAUZO春日投手がどう抑えるか
 大会屈指の左腕・CHOTTO CHIGAUZOの春日と蔵星の打線の攻防が、試合の大きなウェートを占める。両者とも攻守のバランスが取れており、好試合が期待できそうだ。CHOTTO CHIGAUZOの春日はここまでの全試合に登板し、失点は先日の準々決勝・神様戦のサドンデスで失った2失点のみと好調を維持している。通常の試合としてはここまで驚異の無失点を続けており、蔵星打線もそう簡単には得点できないだろう。蔵星は初戦を逆転サヨナラ勝ちし波に乗ったように打力が持ち味。核弾頭で出塁率の高い村岡、強打の3番・遠藤、長打力が魅力の吉田、吉野ら勝負強い打者が上位に並ぶ。一方投手陣は右腕の前田が今大会のエース格。前田は気迫で投げるタイプの投手で、その投球がチームに活力を与えている。この試合、接戦になれば投手力のCHOTTO CHIGAUZO、打撃戦になれば蔵星に分がありそうだ。



第 2 試 合
善財(由)選手 「強気のリードで投手陣を支える司令塔」 ▲増田選手 「攻守でチームを盛り立てるV3のキーマン」



前人未到の3度目の優勝を狙う佐川急便千葉に岬クラブが挑む
 岬クラブ・小野寺、岡本、佐川急便千葉・清藤、高山。双方の両右腕とも調子がいい。岬クラブはここまでの全試合を岡本と小野寺がほぼ交互に登板。両投手とも直球と変化球の組み立てでコーナーを巧みに突く投球が持ち味。今大会は厳しい投手戦をこの2人で何度も潜り抜けてきており、その安定感は折り紙つきだ。対する佐川急便千葉も清藤、高山のコンビが中心となり投げ抜いてきた。両投手ともストレートを中心に威力のあるボールで勝負するタイプで打たれ強い。佐川急便千葉はこの両右腕の他に重要な場面でのワンポイントに有効な左腕の桜井、速球派の宇田川も控えており投手層が厚い。投手力はほぼ互角。短打をつなぐ攻撃、堅い守備。似通ったチーム同士の1点を争う好ゲームが予想される。ただ、勢いは4回戦の敗色濃厚の試合を逆転サヨナラでものにした岬クラブにある。