大会第8日目
本日の注目試合
(9月10日分)
さあ、CDブロックの3回戦。
今日でベスト32が出揃います。
勝負はまだまだこれから。
どのチームも、全力を出し切ってガンバッて!!



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(夷隅郡) (荒川区)
 3回戦屈指の好カード。ともに投打に高い総合力を誇るチーム同士の対戦なだけに1点を争う激しい試合が予想される。TNCスパークスは2回戦で春・ベスト8のGスルーを完封で下した。この試合は先発・井上が強力打線に的を絞らせず、また2番の川上がチャンスで長打を放つなど競り合いに強いところを見せた。一方の岬クラブは打線が好調。なかでも主砲の4番・峯尾に当たりが出ているのは大きい。また、1回戦で永年にわたってマウンドを守ってきた右腕の小野寺が肩痛から久々にマウンドに上がり3イニングを投げたのも明るい材料だ。これぞ草野球といえる好試合を期待したい。



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(川口市) (浦安市)
 過去の草野球史のなかで実績を残した名門同士の楽しみな対戦。アベクラブは剛腕エースの佐藤が絶好調。佐藤は今大会、伸びのある速球を主体にした強気の投球で相手打者を圧倒している。またバックも好守で佐藤を盛り立てるなど、ここまで無失点の鉄壁なディフェンスが光る。Five Beersは先日の2回戦で強敵・山光ブルーレイズを相手に、終盤の6回に一挙に4点を挙げ試合をひっくり返すなど、粘り強い攻撃で勝ち上がってきた。今度の相手が剛腕の佐藤なだけに、早めに先取点を奪いアベクラブの焦りを誘いたい。



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(千葉市) (福生市)
 春ベスト4の強豪・高洲サタンズに初出場のDANTEが挑む。高洲サタンズはベテランエースの中台が今大会も健在。1・2回戦では緩急を上手く使って打者を打ち取るお馴染みの投球術で好投を見せた。打線も自慢の長打力だけでなく、先日の2回戦では上位打線が足を巧みに使って得点を重ねるなど、機動力の非凡さも披露した。一方DANTEは2回戦で最終回に外川選手の執念のタイムリーで追いつくなど粘り強い攻撃が信条。この試合も相手が強豪だが、2回戦の勢いをそのままに無欲でぶつかって活路を開きたい。



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(所沢市) (台東区)
 チームの平均年齢19歳、ともにタイプの異なる2人の投手を擁するなど似たもの同士のフレッシュな対決。The michi桜 bambiesは打線が好調。1回戦では4番の山村を始め中軸が、2回戦では下位の大場に長打が出るなど打線に切れ目がない。対照的にHANAは1回戦ではエースの左腕・馬場が1-0の完封、2回戦では右腕の千頭和が高速スライダーを巧みに使いこれまた完封勝利を挙げるなど、投手陣の踏ん張りが際立つ。打線の迫力ではThe michi桜 bambiesが上なだけに、好調なHANAの投手陣がどこまで踏ん張れるかがカギ。



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(さいたま市) (台東区)
 実力チーム同士の好カード。カージナルスは春に活躍したエース小泉が今大会もここまで安定した投球を披露。打線も1・2回戦いずれも終盤に勝ち越すなど粘り強さがある。対照的に浅草魂はここまで序盤から打線が爆発し、相手チームを圧倒して勝ち上がってきた。1試合平均11点を挙げるなど高い得点能力がある。勝負のポイントはカージナルスのエース小泉が好調な浅草魂の打線をどう封じるかに懸かっている。中盤まで小泉が好投すればカージナルスのペースになる。



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(千葉市) (荒川区)
 春・準優勝のTOOLSにTEAM Chadが挑む。TOOLSは初戦で昨秋準優勝のCHOTTO CHIGAUZOの好左腕・春日を中盤以降に連打を浴びせ攻略した。なかでも2番の佐藤が2本のタイムリー、1番の大坂にもタイムリーが飛び出すなど上位がよく振れている。対するTEAM Chadは2回戦でエースの古谷が伸びのある直球を主体に好投し、見事にノーヒットノーランを達成した。打線も機動力を使ってソツなく点を取ってくる。この試合も先取点を奪って古谷を盛り立て接戦に持ち込みたい。