大会第10日目
本日の注目試合
(10月1日分)
選手の皆さん、
ベスト8までいよいよあと1勝です。
ドームまではあと少し、
どのチームも全力尽くして、最後までファイト!!



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(船橋市) (墨田区)
 史上最多となる4度目の優勝を目指す優勝候補の筆頭・佐川急便千葉の優位は動かない。佐川急便千葉はここまで1・2回戦は打線が爆発して大勝、対照的に3・4回戦は相手投手の好投に苦しめられたが投手陣の踏ん張りでいずれも2-0で逃げ切るなど打撃戦、投手戦どちらでも対応できる点はさすがだ。対するれぐるすはエース横尾の力投にバックが攻守で支え勝ち進んできた。佐川急便千葉が4回戦でニューヤンキースの軟投派投手を打ちあぐんでいただけに、横尾が上手く緩急を使った投球が出来るかがポイントだ。



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(浦安市) (戸田市)
 TEAM ByBLOSがエンドレスの大黒柱・黒田をどう攻めるか。4回戦で強豪・四ッ葉倶楽部を抽選の末に下したTEAM ByBLOSは投打ともに好調。中でも打線は大砲・青木を軸に上位、下位ムラなく振れている。今度の相手も好投手の黒田だが好球必打に徹し、持ち前の機動を交えて突破口を開きたい。一方のエンドレスは4回戦で中軸に当たりが出て大量点を奪い大勝した。それまではエースの黒田の右腕にすべてが懸かった勝ち方が多かっただけに、この試合も4回戦同様に、先取点を奪って打線が黒田を早めに援護したい。



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(新宿区) (世田谷区)
 春夏連覇を狙うピエロに劇的な試合を相次ぎ制し勢いに乗るジョルターヘッズが挑む。ピエロは今大会やや苦戦する試合が続いていたが、先日の4回戦ではエース・中須の気迫の好投に打線がチャンスを確実に生かすソツのなさを見せるなど、投打が上手く噛み合い快勝。春の勢いが戻ってきた。ジョルターヘッズはここまで終盤の逆転劇や延長サドンデスの熱戦を凌ぎ切るなど、きわどい試合を勝ち上がってきた。今度の相手も王者ピエロと言うことで競った試合が予想される。今大会絶好調の3番・柴代の前に走者をためられるかがポイントだ。



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(杉並区) (柏市)
 武田ジェッツはここまで松尾-北川の投手リレーで勝ち上がるなど継投策がズバリ的中している。4回戦でも強打の習志野バブルスを継投で目先をかわし1失点に抑えた。対照的にJA田中はチャンスに勝負強い打線の好調さが目立つ。4回戦の和名ヶ谷フレンズ戦では1点のビハインドで迎えた6回に岡の2点タイムリーヒットで逆転するなどしぶとく、また半杭、田村ら一発長打のある中軸の振りがいずれも鋭い。この試合も武田ジェッツの好投手相手に大振りをせず状況に応じた打撃で先取点を奪い優位に立ちたいところ。



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(荒川区) (船橋市)
 投打が高いレベルでまとまったTNCスパークスに、初出場ながら粘りの野球で5回戦まで勝ち上がってきたマグナムが挑む。TNCスパークスは複数の好投手を擁する投手陣が自慢。好投手・井上に加え、勝負どころとして注目された3回戦の岬クラブ戦では今大会初先発の小宮が強豪を完封するなど層が厚い。また守っても、4回戦で見せた強肩の小椋捕手を軸とした守りからリズムを作る野球が出来るなどレベルの高さを感じさせる。マグナムとしては先にペースを握られることは避けたい。得意の集中打で、何とか先手をとりたいところだ。



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(練馬区) (川口市)
 好調なFive Beersの打線と練馬アドベンチャーズ投手陣の対決。Five Beersはほぼ全員が振れている。劣勢で迎えた2回戦を終盤の連打で逆転してから勢いに乗った。ここまで1試合平均8点と得点能力が高い。対照的に練馬アドベンチャーズは複数の好投手を中心に守って初のベスト16進出を決めた。春準優勝のTOOLS戦ではそこまで好投してきた右腕・中瀬ではなく、永年チームを支えてきた望月-小林のリレーで強力打線を封じた。打撃力ではFive Beersが上回るだけに、練馬アドベンチャーズ投手陣の踏ん張りが展開を左右しそうだ。



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(福生市) (台東区)
 今大会旋風を巻き起こしている専門学校チーム・HANAと初出場ながら力強い野球が自慢のDANTEが対戦する注目のカード。ともに投手陣が好調だ。HANAは絶対的な大黒柱・千頭和が度胸満点の投球で強敵を次々となぎ倒してきた。また左腕の馬場も好投を見せており、この2人でここまでの4試合で相手に与えた点数はわずかに2点とチームの躍進の原動力となっている。DANTEも先日の4回戦でエース宮本がノーヒットノーランを達成するなど引けを取らない。お互い、手堅い攻撃で先取点を取ってリズムを作りたい。



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(足立区) (越谷市)
 強打のGLARE'04の打線を越谷Crazyの右腕・澤柳がどう封じるか。澤柳は直球に頼った投球では、捕まる危険が大きい。カーブを使い緩急をつけた投球で、得意の接戦に持ち込みたい。GLARE'04は大会ナンバーワンと言われる打線の破壊力が今大会も健在。中軸の長打力は圧巻で、先取点を奪えば一気にワンサイドも考えられる。総合力ではGLARE'04がまさる。越谷Crazyとしては澤柳の好投で終盤勝負に持ち込み、GLARE'04の焦りを誘い出せばチャンスだ。