注目はしぶとい打線とリリーフの妙
2年連続8強入りした実力は本物
 昨年に引き続き2年連続ベスト8に進出。その原動力となったのは先発松尾から抑えの北川につないで逃げ切る必勝リレーだ。ともにマウンド経験が豊富で、今大会は一段と安定感が増した。松尾は長身から投げ下ろす直球に威力があり、ピンチでも動じず、精神的にもたくましいエースだ。抑えの北川も直球の切れがよくマウンド度胸十分の好投手。打線はチャンスでたたみかける攻撃が信条で実に勝負強い。今大会は1イニングで大量得点を奪うケースが目立つが、これは各打者が次につなぐ意識の高さ、粘り強さを示している。準々決勝以降でも、攻守の要・藤平主将を中心にしぶとい戦いが出来ればさらなる上位進出も見えてくる。

▲松尾投手 ▲北川投手 ▲藤平選手

●ベスト8までの歩み●
1回戦 武田ジェッツ 16 × ジパング(武蔵野市)
2回戦 武田ジェッツ × JANBC(印西市)
3回戦 武田ジェッツ × 亀有信用金庫(葛飾区)
4回戦 武田ジェッツ × 習志野バブルス(習志野市)
5回戦 武田ジェッツ × JA田中(柏市)