近づいた東京ドーム
いよいよ準々決勝、8強が激突
 8強激突!第16回アークカップ関東草野球選手権大会は13日(日)、ここまで勝ち残った8チームによる準々決勝4試合が行われる。
 256チームの参加で始まった今大会もいよいよ大詰め。幾多の激戦を勝ち抜いてきたチーム同士の激突とあって、見ごたえのあるカードが揃った。
 決勝の地・東京ドームはすぐ目前。各チームが持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の見どころを探ってみた。

▲決戦の地・東京ドームに向け、8チームが生き残りを賭ける
いよいよ大詰め、

今日は準々決勝です。

あいにくの雨で一週のびちゃいましたが、

ドームまで残すはあと2つ!!

ベスト8の皆さん、がんばってください。



<第1試合>
VS
(新宿区) (世田谷区)

剛腕・土屋 vs とらひげ強力打線
◎みどころ 注目の初対決。ともに強力打線を備え、投手の出来が鍵を握る。ヤンキースは投打の中心・土屋がキーマンか。相手はここまで爆発的な打棒を見せているとらひげなだけに、豪腕・土屋がどのように強力打線に対峙するのか。その出来次第で大きく試合の流れが決まりそうだ。対するとらひげはベテラン右腕の白崎が先発か。白崎は緩急を上手く使った投球でヤンキース打線を封じ、今大会好調の石平にいい形でつなぎたい。両先発の踏ん張りあいが勝負を分けそうだ。



<第2試合>
VS
(足立区) (土浦市)

今大会旋風を巻き起こした両チームの対戦
◎みどころ FIREの福島とジェニオンの高松の両エースの投げ合いが予想される。ジェニオンの高松はスライダーと直球を武器にここまで全試合を完投。5回戦は3塁を踏ませないなど安定感がある。序盤戦から複数の投手で投げ勝って来たFIREもここに来てエースの福島が調子を上げてきた。両投手が大崩をしそうにないだけに、FIREは5回戦でダメ押しアーチを放った桜井、ジェニオンは2試合連続ホームランと絶好調の1番・小林の前に走者をためたい。



<第3試合>
VS
(荒川区) (世田谷区)

昨年春の優勝戦の再現
◎みどころ 昨年の優勝戦の再現。しかし今大会のここまでの戦いぶりを分析すると投打ともに充実する王者・ピエロに、TOOLSが挑む展開になるだろう。ピエロは打線が毎試合のように爆発し、1試合平均8得点と好調だ。打率5割近くを残す庄司を中心に下位打線にもアーチが飛び出すなど、スキがない。TOOLSは5回戦で驚異的な逆転サヨナラ勝ちした勢いがある。打線がピエロの今大会いまだ無失点の豪腕・中須から少ない好機を確実にものにして助けたい。



<第4試合>
VS
(台東区) (荒川区)

昨秋準Vチームに2人の右腕が挑む
◎みどころ 強打のTNCスパークスを、浅草魂の投手陣がどう抑えるか。TNCスパークス打線はこれまでの5試合で、42点を挙げた。先日の土浦パワーズとの5回戦では今大会旋風を巻き起こしてきた新鋭チーム相手に横綱野球で寄り切るなど、その強さは本物だ。浅草魂は小池、佐久間の両右腕が5試合で計2失点と安定。変化球を低めに集めて、長打を打たせないようにしたい。守備はこれまでも堅かったが、この試合はより一層ミスが禁物。堅守で投手陣をもり立てたい。