○佐藤選手 |
大会の終盤の勝負どころである準々決勝と準決勝で貴重な決勝タイムリーを放つなど、今大会でも持ち前の勝負強いバッティングでチームを引っ張った佐藤選手。堂々の優秀選手受賞に、「ありがとうございます。今大会だけではなく、前の大会からずっとそうなのですが、チームのみんながいつも自分の前に走者を出てくれます。だから、常に何とか期待にこたえようと必死にやっています。それが良い結果につながっているのかなと思います。今後もポイントの場面で打てるように頑張りたいです。まあ、今日は自分のことはともかく、とにかく優勝することが出来て最高です。この喜びを、また次回の大会にもつなげていきたいですね」と、いつもの明るい表情で満足げに話してくれた。 |
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●土屋投手 |
レフトからのバックホームが土屋投手の頭上を越えていったその瞬間、ヤンキースのアークカップ制覇の夢はもろくも崩れ去った。「最後のシーンは、あっという間すぎて、何がなんだか分かりませんでした。こんな負け方は初めてですね。やっぱりミスした方が負けですね」と、肩を落とした。しかし、投打の大黒柱としてチームを初の準優勝まで押し上げた今大会の活躍ぶりは、何ら輝きを失うものではない。「ここまで来れたことで、ようやく優勝も身近に感じられるようになりました。今大会は初戦から厳しい戦いで、一度は死んだようなものでした。それでかえって開き直ることができたのが良かったのかもしれませんね。でも、最後に負けた以上は完全燃焼とはいきません。この悔しさを夏にぶつけます」 |
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