アークカップ速報(7月29日号)


アークカップ速報 7月29日(日)号

Aブロック1回戦
ジェニオン vs 潟Aトラス

7月29日(日) 第2試合 1 2 3 4 5 6 7
潟Aトラス (中央区) 0 0 0 0 0 0 0 0
ジェニオン (土浦市) 0 0 1 0 3 0 × 4
5回で一気に決める 今春、ドーム目前で敗れ涙をのむも、快進撃で一気にベスト4まで登りつめその名を知らしめたジェニオン。その夏初戦ということで注目を集めたこの試合だったが、攻守にさらなる磨きをかけたジェニオンが4-0で完勝した。均衡が破れたのは3回。ジェニオンは1死から、この日1番に入った堀越が四球で出塁。すかさず2盗を成功させると、ここでキャッチャーからの送球が逸れる間に一気に3塁へ。さらに直後の投球がワンバウンドで大きく弾む間に、堀越が果敢にホームを突き生還。まずは足で先取点をもぎ取った。追加点が欲しいジェニオンは5回には、連打と四球で無死満塁のチャンスに、打席には先ほど先制のホームを踏んだ1番堀越。ここでジェニオンベンチが動き、カウント1-0からの2球目にエンドランを仕掛けるが空振りで3塁ランナーがタッチアウト。1死2・3塁と場面は変わったが、再びカウント2-1から思い切ったエンドランを敢行。これが見事に決まり、貴重な追加点を挙げた。さらにこの後続いたチャンスに、2番佐野、3番高松に相次いでタイムリーが飛び出し、2点を加え、4-0とリードを広げた。投げてはエース高松が気迫を前面に押し出した圧巻の投球で潟Aトラス打線を無四球完封シャットアウト。バックもノーエラーの堅守で盛り立て、大事な初戦を快勝した。一方の潟Aトラスは、6回の1死3塁のチャンスに痛恨のサインミスで3塁ランナーが飛び出すなど歯車がかみ合わず0行進。結局、最後までジェニオン・高松の前に快音聞かれず、完敗を喫した。 
○ジェニオン・佐野主将
「春に負けてから地元でも一向に勝てなくて、正直いい雰囲気ではなかったんですが、今日は打順の組みかえが功を奏し、うまくいきましたね。5回の攻撃はうちの理想の形ができました。堀越もあのカウントからしっかり決めてくれましたね。今回も春と同じベスト4進出を最低目標に頑張ります」
○ジェニオン・堀越選手
1番打者としてその役割を存分に発揮し、「先制の場面での走塁は、変化球が低めに来て跳ねたら最初から行くつもりで準備していました。いい仕事ができましたね。でも、まだまだ高松さんにおんぶに抱っこですし、もっともっとやれることはあると思うので、これからも貪欲にやっていきたいです」
●潟Aトラス・篠田主将
まさかの完封負けに、「やはり相手がいいチームだと1つのミスが点につながりますね。それに比べて相手は四球もエラーもなく素晴らしかった。うちも先発の綱中は初登板の割には良く投げてくれましたが、打線の方で主軸に1本が出ませんでした。勉強し直して、次は初戦突破を目指します」