近づいた千葉マリンスタジアム
いよいよ準々決勝、8強が激突
 8強激突!第17回アークカップ関東草野球選手権大会は21日(日)、ここまで勝ち残った8チームによる準々決勝4試合が行われる。
 256チームの参加で始まった今大会もいよいよ大詰め。幾多の激戦を勝ち抜いてきたチーム同士の激突とあって、見ごたえのあるカードが揃った。
 決勝の地・千葉マリンスタジアムはすぐ目前。各チームが持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の見どころを探ってみた。

▲決戦の地・千葉マリンスタジアムに向け、8チームが生き残りを賭ける
いよいよ大詰め、

今日は準々決勝です。

マリンまで残すはあと2つ!!

ベスト8の皆さん、がんばってください。



<第1試合>
VS
(さいたま市) (世田谷区)

自慢の機動力発揮できるか
◎みどころ ともに5回戦を接戦で勝ち上がり、粘り強い。持ち味が似ているだけに、最後まで息のつけない展開になりそうだ。2度目の8強に進んだビコークラブは序盤からでも積極的に仕掛けてくるエンドランなど攻撃パターンが多彩。常に得点圏に走者を進め、勝負をかける樫村監督の手堅い攻めがチームに浸透している。グリーンホーンズは初出場で8強進出と勢いがある。5回戦で再三のピンチを切り抜けるなど要所を締める投球を見せてきたエース木村が再び踏ん張れるかがポイント。



<第2試合>
VS
(江戸川区) (新宿区)

好左腕攻略なるか
◎みどころ 松江ギャランツ、CHOTTO CHIGAUZOとも、ここまで接戦をものにしてきた。打線もチャンスに勝負強い。バランスの取れたチーム同士の争いは、CHOTTO CHIGAUZOのエースで中軸の春日がカギを握る。春日はここまでの重要な試合をほぼ一人で投げ切り安定感も抜群だ。これまで通りの投球が出来れば好投は間違いない。対する松江ギャランツは1番から9番までムラなくバットが振れている。打率の高い堀越兄弟を軸に好球必打で春日を攻略したい。



<第3試合>
VS
(福生市) (世田谷区)

王者に挑む全員野球
◎みどころ 昨年春の王者ピエロは、右腕エース・中須が春から増した球速は140`近くを誇り、スライダーも鋭い。本調子ならば大崩れは考えられない。打線も5回戦の球嵐戦では3回に一挙に7点を奪うなど調子を上げてきた。対するDANTEの右腕・宮本も好投手だが、外角主体の配球では強力なピエロ打線を交わし切れない。ある程度、内角を攻める強気な投球が必要になってくるだろう。DANTEは自慢の1・2番コンビの出塁がカギ。2試合連続して接戦を制した粘り強さを発揮したい。



<第4試合>
VS
(北区) (足立区)

爆発的打線をどう抑えるか
◎みどころ 投打ともに力のある両チームだが、総合力でGLARE'04がやや優位。カギを握るのは、GLARE'04の強力打線に挑むとん吉投手陣の出来。不動の4番・埴谷を中心にした中軸から下位まで気が抜けない。2〜3失点する覚悟は必要だ。大根原、丸木ら好右腕を擁するGLARE'04に対するとん吉打線は3番・中村を中心に全員野球で挑む。5回戦ではヤンキースの土屋が相手だったとはいえなかなか突破口を見つけられなかった打線だが、この試合は早めに攻略して勝機を見いだしたい。