第17回アークカップ関東草野球選手権大会 優勝戦 in 千葉マリンスタジアム
午後12時20分 試合開始

11月25日(日)  優勝戦 1 2 3 4 5 6 7 8 9
CHOTTO CHIGAUZO
(新宿区)
0 0 0 0 0 0 0 0 2 2
ピエロ
(世田谷区)
0 0 0 0 0 0 0 0 3× 3
※大会規定により、8回・9回は1死満塁のサドンデスを実施



▲11月25日(日)、風もない穏やかな小春日和の中、待ちに待ったアークカップ優勝戦、決戦の日がやってきた

▲両軍監督、互いの健闘を誓いガッチリ握手 ▲大一番を控えた両先発をユリちゃんが直撃

▲外野を一杯に使ったウォーミングアップで汗を流す

▲ピエロの試合前シートノック ノックを受ける気合入れの掛け声が響く中、送球や中継プレーを中心とした細かな連携を最終チェック

▲続いてCHIGAUZOのシートノック 監督が放つ厳しい打球に、各選手がハツラツとした動きを披露 マリンの感触を確かめた

▲始球式に備え、ユリちゃんも練習に熱が入る ▲決戦を前に、しばしくつろぐ両軍ナイン

▲両軍のスターティングメンバー発表 ▲もうすぐ試合開始です

▲両チームベンチ前に整列・脱帽で国歌「君が代」斉唱 マリンスタジアムのバックスクリーンに日の丸が掲揚された

▲さぁ、いよいよ第17回アークカップ優勝戦 運命のプレイボール!!

▲始球式で大会マスコットガールの『ユリちゃん』が登場 会場からの拍手の中、見事に大役を果たした

▲ピエロの先発は、今年になって更なる進化を遂げた昨年春の胴上げ投手・中須

▲1回表のCHIGAUZOの攻撃は、ピエロ・中須のMAX140Kmの快速球の前に三者凡退に終わる

▲CHIGAUZOの先発は、今大会で完全復活を遂げたお馴染みの大会NO.1左腕・春日

▲1回裏、ピエロは先頭の武田がフルカウントから四球で出塁 その後走者が入れ替わるも、2盗成功で初回からいきなりスコアリングポジションを取る

▲しかし、その直後、春日投手が絶妙な牽制球でセカンドランナーを刺殺 CHIGAUZOはピンチを脱した

▲2回表、CHIGAUZOは4番米山(貴)が四球で出塁すると、ここで送りバントを試みるが失敗 後続も連続三振に倒れ、ノーアウトの走者を生かせない

▲3回裏、ピエロは9番福田が死球で出塁すると、続く1番武田のピッチャーゴロが野選と送球ミスを誘い、さらに四球で、1死満塁の大チャンスをつかむ

▲しかし、ここで3番伊藤が放った打球は浅いライトフライで、3塁ランナーはタッチアップできず2死 さらに4番廣島も空振り三振に倒れ、得点を逃した

▲両者譲らぬまま、中盤は両エースの好投でこう着状態が続く

▲6回裏、ピエロは4番廣島が死球で出塁すると、その後野選で1死1・2塁と三たびのチャンスを作る

▲ここで7番橋口はレフトフライに倒れ2死 さらにこのとき飛び出したセカンドランナーの帰塁が遅れ、痛恨のダブルプレーでまたしてもチャンスを逸する

▲7回表、CHIGAUZOはこの回先頭の3番清水が四球で出塁すると、執拗な牽制をかいくぐり、見事に2盗を成功させる

▲その後2死1・3塁とチャンスを広げたが、7番阿部があえなく三振に倒れ先取点ならず ピンチを脱した中須も思わずマウンド上でガッツポーズ

7回裏、ピエロも1死から9番福田が四球で出塁しサヨナラのランナーを送り込んだが、続く1番武田の放った打球はセカンドライナーで併殺

▲スコアボードには14個の0が並び、7回を終わって決着つかず 勝負の行方は1死満塁で任意の打順を選択できる延長サドンデスへと持ち越された

▲8回表、CHIGAUZOは当然のごとく“2番・宮崎”を送り込む “ミスターサドンデス”の登場にピエロバッテリーも要警戒

▲ここで宮崎は痛烈なライナーを放つも、不運にもこれがショート正面を突き、飛び出した走者が戻れず最悪のダブルプレー 一瞬にしてチャンスが潰えた

▲8回裏、ピエロは9番福田からの打順を選択 しかし福田はセカンドフライ、続く1番武田もセンターフライに倒れ、こちらも得点が奪えない

サドンデス8回はともに無得点で、ゲームはサドンデス2イニング目となる9回に突入する

9回表、CHIGAUZOは3番清水からの打順を選択するが三振で2死 しかし続く4番米山(貴)が粘った末の6球目を鮮やかにライト前に弾き返す

3塁ランナーに続いて、2塁ランナーも果敢にホームに突っ込み、際どいタイミングとなったが・・・

返球が後方に逸れ、2者が生還を果たし、CHIGAUZOがついに重い均衡を破った

今大会初めて味わう失点に、唇をかみ締め無念の表情を浮かべる中須 しかし後続はきっちり打ち取り、傷口を最小限で切り抜けた

あとがなくなったピエロは9回裏、2番浅海からの打順を選択 その3球目、フルスイングした打球はぐんぐんと伸び、レフトスタンド中段に突き刺さった

▲ポールからわずか50cm・・・ 度肝を抜くこの大ファールでムードは一変 浅海はその後四球を選んできっちり仕事を果たし、まずは押し出しで1点を返す

1点差に迫り、なおも1死満塁 CHIGAUZOナインはマウンドに集まり、ピエロも次打者・伊藤と3塁走者・福田を交え、両軍が最後の意思統一を図る

▲ここで3番伊藤はカウント1-3からの5球目を強振 打球は前進守備のライトの頭上を大きく越え、同点の走者に続きサヨナラの走者もホームイン

▲殊勲打を放った伊藤のもとにナインが一斉に駆け寄り、一瞬のうちに歓喜の輪ができた

▲サドンデスの熾烈な攻防は、劇的な幕切れでピエロが大逆転サヨナラ勝利 3大会ぶり2度目の優勝を決めた

明暗がくっきりと分かれた両軍ナイン ▲ほどなくして平野監督の胴上げが始まった

▲閉会式、戦いを終えた両軍ナインへの表彰

▲優勝したピエロ・小幡代表にアークカップが贈られた ▲表彰を受けるピエロナイン

▲表彰を受けるCHIGAUZOナイン

▲優秀選手賞はピエロ・伊藤選手 ▲敢闘賞はCHIGAUZO・春日投手 ▲大会MVPの栄冠はピエロ・中須投手

▲閉会式終了後、両チームの記念撮影が行われた ▲優勝杯を手にするピエロ・平野監督

▲スポニチの取材を受けるピエロ・平野監督とMVPの中須投手 ▲中須投手と小学時代からの幼なじみ・まいさん

▲史上まれに見る大熱戦を終え、両軍がグランドを後にした