arkcup 2007 summer perfect preview

7月15日(日) 開幕

第17回アークカップ関東草野球選手権大会の見どころはここだ!

第17回アークカップ関東草野球選手権大会は、7月15日(日)に開幕、

12日間にわたって熱戦が繰り広げられる。

昨年から夏季開幕となった「関東・夏の草野球の祭典」

今大会は出場チームの力が接近し、優勝の行方は例年以上に混沌としている。

「本命なき戦い」は序盤から目が離せない展開となりそうだ。

注目の初陣チーム、実力チームがどんな戦いを見せるか?

17回目を数える大会はどんな選手が活躍し、どんな展開を見せるのだろうか。

アークカップの行方を占うとともに、投打の注目選手をクローズアップしてみる。



 2007年夏のアークアップは、優勝候補が複数存在する混戦模様だ。頭一つ飛び抜けたチームが見当たらず、実力上位陣は10チームを越える。実力チームが優勝候補グループの大集団を形成すといった格好だ。だが、決して「どんぐりの背比べ」的な混戦ではなく、いずれもチームの力はハイレベル。それでいて各チーム決定的な差がないだけに、大会の展望を占う作業がひときわ難しくなっている。

 そんな中で大会本部の総合評価によって「A」ランクが付いているのは、TNCスパークス(荒川区)、GLARE'04(足立区)、ピエロ、(世田谷区)、Fs(立川市)、ヤンキース(世田谷区)、TOOLS(荒川区)、AXIS(浦安市)、とらひげ(新宿区)、めいぼう2号店(船橋市)、岬クラブ(夷隈郡)、犬塚クラブ(川口市)、浅草魂(台東区)の12チームにものぼる。いずれも実力十分の各チームだが、決して飛び抜けた地力の差を感じさせるというわけではない。まずは、あらゆる面から横一線と見られるこの上位グループ12チームの戦力から検討してみよう。



 この春、劇的な逆転サヨナラ勝ちで初優勝を飾ったTNCスパークス(荒川区)は、その勢いをそのままに今大会に臨む。投手力は春の優勝投手・井上に加え、タフな精神力から主にリリーフとしてマウンドに上がる大型右腕の佐藤、サイドハンドから切れの良い投球を見せ東京ドームでもマウンドに上がった小林らも控え、連戦にも耐えられる層の厚さを誇る。またこの春の登板はなかったが、昨秋のヒーローで注目の左腕・福田も今大会に間に合う可能性もあり、さらに磐石な体制が整った。攻撃陣は、春に活躍した勝負強い3番の佐藤を軸に、主砲の4番・貞、出塁率の高い1番・浅場、打撃センス抜群の永森ら強打者を並べた打線は息が抜けない。この夏も春と変わらないかそれ以上の戦力を備え、大会史上初となる春夏連覇も十分狙える。


 2大会ぶりに登場のGLARE'04(足立区)は、相変わらず大会を代表する強力打線が健在で悲願の初優勝を目指す。俊足の1番・仙北谷から始まり、長打力のある埴谷、大砲・丸木、スイングスピードがダントツに鋭くポイントゲッターの山崎ら上から下まで一発のある打者がズラリと並ぶ。この攻撃力がある限り、今大会でのGLARE'04の本命の座は揺るがないだろう。投手陣は、長年チームを引っ張ってきた本格派右腕の大根原が、果たして何試合登板できるかに若干の不安が残る。よって、現在は昨年も活躍した右腕・丸木が実質エース格で、その他にサイドハンドの安定感のある渡辺、ワンポイントリリーフに登板する左腕の山下ら持ち駒は豊富だが、ある程度の失点は覚悟で「取られたら取り返す」の底力で相手をねじ伏せる。


 昨年春の優勝チーム・ピエロ(世田谷区)は、何と言っても、今大会屈指の右腕・中須の力投が上位進出の絶対条件になる。MAX135`の速球に加え、制球のいい変化球を併せ持つ中須の投球は、どんな強力打線を擁しているチームであっても打ち崩すのは難しいだろう。打線が先手を取って中須を楽に投げさせる展開になったときは、絶対の強みを発揮する。出塁率の高い1番・武田から始まり、浅海、庄司、廣島で組むクリーンアップに、パンチ力のある6番・福田へと続く打線は、オーソドックスな攻めが得意。この春のサンスポ大会でも好投手を次々と攻略し頂点に立った。この夏も攻守がかみ合えば、昨年春の再現も十分期待できる。


 総合力の高さなら、強豪のFs(立川市)。名将・山崎監督の下、今回も虎視眈々と上位を狙う。売りはスラッガー渡辺を中心とした攻撃陣。大元、佐々木らで構成する上位が4番・渡辺の前に塁上をにぎわせば、力でねじ伏せる攻撃が展開できる。下位も鈴木、横山らしぶとい打者が揃い得点力がある。投手は春の大会で好投した小川が大きく成長。小川は速球を低めにズバズバ決める本格派でスライダーのコントロールも絶妙。ここ一番で三振も奪えるだけに、本調子なら大崩は考えられないだろう。Fsはこの春、5回戦で強豪TOOLSの前に最終回2死まで3点のリードを奪いながら、そこからまさかの大逆転サヨナラ負けを喫した。それだけに今大会にかける思いは並々ならぬものがあるだろう。


 春、TNCスパークスと優勝戦で死闘を演じたヤンキース(世田谷区)の看板は、何と言っても破壊力満点の強力打線。1番から9番まで全員が一発長打を打てる力を秘める。打線に全く切れ目がなく、波に乗ったときには手がつけられない。注目の長距離砲・土屋を4番に据え、打撃センス抜群の1番・岡田、ドームでも一時は決勝点となる長打を放った2番の井倉、シュアな打撃の3番・徳永、勝負強く頼れる5番の小池ら強打者を並べた打線は息が抜けない。投手陣は打っても4番の剛腕・土屋が絶対的なエース。土屋は春の大会では5回戦以降の勝負どころでは全試合を投げ抜き、ドーム進出に大きく貢献した。その他、ドームのマウンドにも上がった中川、貴重な左腕・村上ら豊富な持ち駒が上手く回転すれば、春にあと一歩のところで逃した頂点が見えてくる。


 春に2大会連続してベスト4以上の実績を残したTOOLS(荒川区)も、堂々と優勝戦線に加わってくる。右のスラッガー・岩田を中心にした打線は、スキがなく接戦をしぶとくものにする粘り強さがある。今季から新加入の1番・吉崎は俊足で出塁すれば手ごわい存在。さらに春は主に7番を打っていた主将の虎見(一)もチャンスに強く長打も打てる。また、かつての1番で好打者の大坂もいいつなぎ役を果たしており、高い得点能力を誇る。投手陣は後上-虎見(拓)とつなぐお馴染みの必殺リレーが今大会も健在。注目の右腕・虎見(拓)は、ここ一番で三振を奪えるなど、まさにリリーフ向きの投手と言える。攻守に充実しており、今回こそアークカップ初優勝を果たしたいところだ。


 「A」ランクチームでは、好左腕・青島を擁するAXIS(浦安市)が面白い。春は初戦で敗れはしたが、ベスト4進出2回の強豪・高洲サタンズ相手に4-4の同点と一歩も引かない互角の勝負を展開。惜しくも抽選で姿を消したが、総合力の高さを存分に見せ付けた。打線は4番の山崎を筆頭に高校通算30本塁打の福島、長打力のある青島と小木曽が中心で切れ目がない。投げては総勢6人の投手陣を擁しており層が厚い。中でも中心はやはり左腕の青島。青島は球威のある直球に多彩な変化球を織り交ぜ打者を翻弄。し烈なエース争いでレベルアップした左腕の今大会での投球に注目が集まる。また、その豊富な投手陣を引っ張る捕手の乾は強肩の好捕手。巧みなリードで投手を牽引しており、チームのポイントゲッターとなっている。


 名門のとらひげ(新宿区)はこの春もベスト8入りと総合力の高さは例年通りで、いつものように優勝候補の一角に名を連ねる。打線の中心は長く主軸を打つ強打者・服部。チャンスに強く得点圏打率は5割を越える。さらに打撃センスが光る左のスラッガー早坂、大会屈指の飛距離を誇る大砲・為永、お馴染みの1番打者で主将の平松、勝負強い長谷川ら好打者がズラリと並び、相手にとっては息を抜けない。また、投げては優勝2回のベテラン投手・白崎が健在。白崎は大崩れしない安定した投球でベンチの信頼を勝ち得ている。とらひげはこの春、久方ぶりの8強にコマを進めるなどチーム力は上々。ベテラン・中川監督も3年ぶり3度目となる頂点に手ごたえ十分だ。


 春にベスト16入りを果たし大きな自信をつけためいぼう2号店(船橋市)もV候補の一角。東京農業大学硬式野球部の同期で形成したチームは4年間、同じ釜の飯を食べた仲間でチームワークが抜群。攻撃は1番・因と2番の興松の俊足コンビが出塁し、3番の福田、4番の西村で確実に得点に結びつけるのが必勝パターン。特に西村は春の大会の初戦で強豪エンドレスのエース・黒田から逆転の2点タイムリーヒットを放ち、その後のチームの躍進の火付け役となるなどチームの信頼感は抜群だ。投手陣はテンポのよい投球を見せる右腕の小林が中心。小林の得意球は気合を十分に込めたストレート。春は直球が面白いようにコーナーに決まり、チームの快進撃の一役を担った。このエース・小林を軸に攻守に歯車がかみ合った春の戦い方が再現できれば、手ごわい存在だ。


 実力チーム・岬クラブ(夷隈郡)の動向も要注意。例年夏にチームを仕上げてくるが、今年も上位を狙う戦力が整った。1番・岡野を火付け役に、気合十分の主将・善財、チャンスに強く長打力が魅力の4番・峯尾、豪快な打撃が信条の田辺と並ぶクリーンアップトリオが看板。また、下位打線もいつでも好機を作り出せる高打率の選手が揃っており切れ目がない。守っては、昨年はエースに指名された右腕・岡本がほぼ全試合を投げ抜くなど獅子奮迅の働きを見せ投手陣を支えた。しかし激戦が予想される夏のアークカップで再び勝ち進むには、長くエースとして活躍してきた右腕・小野寺の復調が鍵を握る。この小野寺の出来に岬クラブの上位進出への浮沈がかかるといっていいだろう。


 初出場ながら実力十分なのが川口市の王者・犬塚クラブ(川口市)。全員野球をモットーに高松宮杯全国大会に2度出場した実績は侮れない。軟式野球を良く知るチームで、1-0で勝つ野球が全体によく浸透されている。中心はショートの生方。走攻守3拍子揃った1番打者としてチームを牽引する。主に内野安打が多く、この出塁率の高い生方をクリーンアップでかえすのが得点パターン。中でも4番を打つ大江は懐の深いバッティングで右方向へも長打が打てる。投手陣は若い米澤が主戦。真っ直ぐ中心の投球だが、思いっきりがよく安定感がある。また、時折織り交ぜるスライダーにもキレがあり、余程のことがない限り米澤が最後まで試合を任されることになる。初出場ではあるが、チームの清水代表が「最低でもベスト8には入りたい」と話す。


 Aランクの最後は、毎大会必ずといってよいほど上位に食い込むなど戦力が充実した浅草魂(台東区)の名前が挙がる。浅草魂は相変わらず高いチーム力を誇り、今大会こそ悲願の初優勝を狙う。大会でも実績のある右腕コンビ小池・佐久間の2枚看板を擁する投手陣はこの夏も万全。とくにエース格の小池は、打たれ強い粘りの投球ができるのが最大の強み。スライダーと大きく落ちるカーブが得意で、これまで数々の修羅場を切り抜けてきており経験は豊富。打っては中軸の割田、片桐に加え、近年は下位打線も力をつけており、攻撃にムラがない。とくに9番を打つ松本は、春の準々決勝でのちに優勝チームとなるTNCスパークス戦で一時は逆転となる本塁打を放つなど、長打力に加え勝負強さもピカイチ。また、捕手の長谷も好リードで投手陣を引っ張るなど、攻守にわたる総合力は高いレベルにある。




 以上、大会は一応このAランクグループを中心に推移すると見られるが、その他のチームも十分にチャンスはある。


 ジョルターヘッズ(新宿区)は大橋、崎迫の両エースを中心に守り勝つ野球が信条。春の不振から脱した注目のホームランバッター柴代、同じく長打が期待できる金子、俊足で相手バッテリーをかき回す赤坂など、大会でも屈指の攻撃陣で最低でもベスト8入りを目指す。武田ジェッツ(杉並区)は秋に2大会連続8強入りを果たすなど近年、安定した成績を残す。エース松尾は長身から投げ下ろす速球に威力があり、リリーフエースの北川も緩急を上手く使った投球で試合を締める。主将・藤平を中心にしぶとい野球で今大会も上位を伺う。新世代を担う若き実力者軍団・TEAM ByBLOS(戸田市)は豊富な実戦経験からくる自信がチームに良い形で浸透している。自慢の打線は長距離砲・小林を軸に据えた切れ目がなく、どこからでも得点を奪える。また、注目の好投手・永富の投球にも今大会注目が集まる。名門の四ッ葉倶楽部。(さいたま市)は勝負強く打点の多い永島、大会屈指の長距離砲・斉藤、ポイントゲッター寺島らを中心とした打線には相変わらず迫力がある。課題は投手力で、本格派左腕の海老井が本調子であれば今大会も優勝争いに浮上してくるのは間違いない。春に快進撃を見せベスト4まで勝ち進んだジェニオン(土浦市)は全試合を投げた鉄腕エース・高松の存在が大きい。高松はコーナーを巧みに突く投球で相手打線を封じる。小林、堀越、黒沢、を中心とした打線がどこまで援護できるかが勝負のポイントとなりそうだ。好選手を多数擁した実力チームのGスルー(東松山市)は捕手で主将の河瀬がチームをまとめ、投手陣はエースの田牧、外野手も兼ねる坂本が引っ張る。打線は投手で4番の田牧、3番・鶴賀、好打者の5番・浅田らに長打力がある。悲願のベスト4へ足並みは好調だ。ここ最近は序盤で姿を消すケースがやや目立つが、強打の蔵星(足立区)も総合力が高い。自慢の打線は上位から下位まで切れ目がない。なかでも中軸を打つ吉野は高打率で、本塁打も多いなど長打力もある。守りは球威のある大沼が本調子であれば上位を狙える戦力だ。初出場の潟Aトラス(中央区)も楽しみなチームだ。エース佐藤は軟式野球の名門・京葉銀行出身で投球術をよく心得ている好投手。打線も学生時代から経験が豊富な3番・杉山、4番の篠田ら長打力のある打者が揃い、チャンスにどこまで打てるかがカギを握りそうだ。FIRE(足立区)もダークホース的存在だ。春は8強に食い込み、着実に力をつけてきた。投手陣はタフネスな投球が魅力のエース・福島が中心。打線は春に大活躍した1番・桜井、注目の強打者で4番を打つ阿部らを中心に手堅い野球で春を上回る成績を目指している。強豪の高洲サタンズ(千葉市)は新監督の小関を中心に世代交代を図りながら上位を狙う。大高、小関など左打者中心の打線はフルスイングが持ち味で力強い。投手も大ベテランの中台が今年も健在で、チーム一丸となって悲願の優勝戦進出を今年こそ果したいところだ。昨年秋にベスト8入りと快進撃を見せた注目の専門学校・HANA(台東区)は、学生野球らしくメンバーを一新して気分を新たに今大会に臨む。大黒柱だったエースの千頭和が卒業し若干の戦力ダウンは否めないが、ポイントはその穴を埋める投手の台頭がカギだろう。名門のエンドレス(浦安市)は昨秋こそは初のベスト4進出と長年の壁を突破し躍進したが、期待されたこの春はまさかの初戦敗退。しかしお馴染みの剛腕エースの黒田、強打者佐藤(太)、小山らで形成する戦力はやはり侮れず、昨秋の再現も大いに期待できそうだ。習志野バブルス(習志野市)は投打のバランスが良い。長くエースとしてマウンドを守る田村、制球力抜群の東らの投手陣に、核弾頭・木内、チームの精神的支柱である布施、長打力がありチャンスに強い小林らが引っ張る打線もここ一番で勝負強さを発揮する。GTパワーズ(中央区)は初出場の昨年にいきなり3回戦に進出し自信をつけた。投打の柱である島根、田中らを中心とする布陣は勝負どころで高い集中力を発揮し1点をもぎ取る。接戦に強く、強豪チームが相手であっても終盤勝負に持ち込めれば勝機は十分だ。




 その他、Team Williams(武蔵野市)は好投手・長澤を中心とした好チーム。他の投手陣も成長しておりダークホース的な存在だ。篠崎ファイターズ(江戸川区)は経験豊富なメンバーで初出場ながらいきなり快進撃を見せそうな気配が漂う。VICTORYS(川越市)はコントロールが良い三浦が先発で試合を作り、MAX146`の菊池がリリーフするのが必勝パターン。打線も上位に並ぶ左打者に力がある。練馬アドベンチャーズ(練馬区)は昨年ベスト8進出。チームは大きな自信をつけており、昨秋同様に打線につながりが見られれば面白い。初出場のYamada Company(世田谷区)はエース・大畑を軸に守りが堅い。打線の援護次第ではいきなりの上位進出も可能だ。近年実力をつけてきたれぐるす(墨田区)は豊富な練習量を誇り今大会こそ上位進出を目指す。グリーンホーンズ(世田谷区)は打率4割を超える強打のクリーンアップ中塚、出口、清水らにつながりが出てくれば面白い存在になりそうだ。久々登場のキングス(川口市)は1番で投手の平沼が投打の中心。新菱冷熱(新宿区)は左のエース・小沼と守りの要・西下がチームを引っ張る。ブルーウィンズ(船橋市)は山口-伏島のバッテリーが今年も健在。そのキャリアはすでに円熟期に差し掛かっておりチームの浮沈の鍵を握る。イチマッチョズ(調布市)MAX130`のストレートを投げ込む大城の出来次第。スーパーモアイ(市川市)は全員が十代の若いチーム。エースで4番の八木を軸にフレッシュな野球で上位を伺う。ノーミ(千代田区)は右の阿部、左の三木の左右の両輪の投球に期待が集まる。メトロレールファシリティーズ(中野区)は今年4月のチーム発足ながら潜在能力の高い選手が揃い、自慢の勢いのある攻撃が機能すれば面白い。マグナム(船橋市)はこの夏、春先に故障した主力が戻り臨戦態勢が整った。驚異の出塁率6割を誇る米満の活躍に注目が集まる。KAMIKAZE(中央区)は甲子園も経験したチーム最年少の堀元のピッチングが鍵を握る。また、過去に実績を残し豊富な選手層を誇るGHOUL(三郷市)ビコークラブ(さいたま市)日油技研工業(川越市)蠍(文京区)ペガサス(富士見市)MILLIONS(北葛飾郡)ウィルス(世田谷区)野郎BASEBALL CLUB(さいたま市)和名ヶ谷フレンズ(松戸市)らも侮れない存在だ。




 さらに、中軸・田村を中心にソツのない野球が信条のJA田中(柏市)、投打のバランスの良い戸田市・王者のブルーサンダース(戸田市)、大澤、山下のバッテリーを中心に守りが堅い熱隊夜(取手市)、細かいサインプレーが得意の越谷Crazy(越谷市)、好投手・永野の投球に上位進出の期待がかかる豪球会(川口市)、学生時代そうそうたる環境でプレーした選手が多く在籍するF.B.KIDS(新宿区)、突出した選手はいないが攻守にまとまるAmbitious(墨田区)、エース高橋を中心に守りが堅いリトルアーミーズ(千葉市)、昨秋快進撃を見せベスト16進出を果たしたニューヤンキース(船橋市)、毎回上位進出が期待されるが1、2回戦敗退が続き今大会にかける79's(松戸市)、投手で4番の鬼原、主将で3番の横山ら中軸の活躍にチームの浮沈がかかるBMナイツ(市川市)、ベテランと若手がうまく融合しバランスの取れたDAIKO(港区)、投打の要・吉田誠を軸に今回こそ上位を倒しベスト16入りを狙うDrugs(大田区)、目立った選手はいないが投手を中心にしっかりとした守りが自慢のFlying Arrows(日野市)、エース・茂木の投球が楽しみなNaoty's ALL(柏市)、大会屈指のスラッガー松本がチームを引っ張るRed Cobra(川崎市)、エース「YAMATO」を軸に4人の投手で大会を乗り切るCHAMPS(さいたま市)、社会人野球出身のエース・永井の右腕にすべてを託す潟Aイ・シー・エル(品川区)、大型スラッガー藤井淳に注目が集まるAll Star(印西市)、コントロール抜群の大木投手が楽しみな熊谷グロリアス(熊谷市)、エース・斉藤が復帰し久々の上位を狙う黒真茶(所沢市)、4番・石塚の打力と1番・加藤の出塁率が鍵を握る新所沢Winners(所沢市)、春にTNCスパークスに敗れた借りを返すと意気込む世田谷ウォンチュー(世田谷区)、投手4人を中心に守りの野球が特徴の大正製薬(さいたま市)、若手エース・広野、新4番の浅野のコンビがチームを引っ張る西川産業野球部(中央区)、大学時代、様々な軟式野球大会で実績を残してきたメンバーが中心の人s(北区)も上位を伺う。




 また、ベテランの味と若手の勢いがバランス良く融合したJ-Keys(千代田区)、全員野球で1勝を目指すTWO DOGS(さいたま市)、昨年よりチーム力が上がり3回戦突破を目指すクラボウ(中央区)、藤沢市を中心に活動している結成2年目の若手チーム・湘南Rockets(藤沢市)、10代から60代まで幅広い選手層で野球を楽しむ松江ギャランツ(江戸川区)、5点取り4点以内に抑える勝ちパターンが確立しているチーム丸太(中野区)、「信じる」を部訓に学生野球の熱い気持ちを前面に出す青森寝豚(八千代市)、2年前のリベンジに燃えている球球(練馬区)、会社の現場研修で肉体的にパワーアップしストレートの威力が増したエース富がチームを引っ張る太田エンポリオ(太田市)、1番・迫、2番・前里が小技でかき回し、クリーンアップで大量得点を狙う株式会社ドウシシャ(品川区)、遠藤投手を中心に楽しい野球がモットーのSAT-TUN(千代田区)、頼れるリーダー・永森史雄が頼もしいポプラレインマン(新宿区)、かつて輝かしい実績を残した平均年齢34歳軍団の茅場球友会(中央区)、小林、柳田を中心に元気がとりえのアウトローズ(川崎市)、最近試合慣れをしてきたクリスマス(戸田市)、新潟県から参加し今大会も躍進を目指す清水クラブ(新潟県)普段は化学の勉強をしている5号館Chemicals(新宿区)、チーム結成後初大会となるAKIBA東芝ウォッシャーズ(千代田区)、他チームの2〜3倍の声を出すことが出来るArch Angels(西東京市)、平均年齢40歳を超えるが長年の野球経験で勝負するOSクラブ(さいたま市)、練習試合で乱打戦が多く「いてまえ打線」の異名を持つO'パイレーツ(春日部市)、勝負の鍵は人集め、メンバーが揃えば3、4勝も夢ではないと言い切るAokiya Club(川越市)、最近売れ行きが好調なサントリープレミアムモルツ(港区)、試合時には全員がパソコンを持参し相手チームの分析を図るIT軍団のBlue Gene(中央区)、変化球が苦手なN・T(江東区)、居酒屋のお客同士でチームを作りお酒には滅法強いちょうちん(狭山市)、最強の30歳・古賀の活躍が楽しみな第一実業梶i千代田区)、熱心な野球で名前とは裏腹なプレーを心掛けるCOOLS(練馬区)、純粋に野球を愛している若手軍団・ムーミンズ(ふじみ野市)らの活躍も楽しみだ。