第18回アークカップ関東草野球選手権大会は18日(日)、

いよいよベスト4による準決勝2試合が行われる。

草野球人の憧れの舞台・夢の東京ドームまであと1勝に迫った4チーム。

ここまできたらどのチームも勝って絶対にドームの土を踏みたいところ。

ビコークラブ、TNCスパークス、Fs、DELTAの4強が

持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の行方を占ってみた。
ついにきました!!

ドームまでいよいよあと1つ

最後の一球まで諦めずガンバって!!




第 1 試 合
▲坂本選手 「チームを初の4強に導いた投打の大黒柱」 ▲永森選手 「シュアな打撃が冴えわたる頼れる主砲」


強打のTNC打線をビコークラブのエース坂本がどう抑えるか
 ともに好投手を擁し、しぶとい打線だが、うまさでは昨年優勝のTNCスパークスが一枚上だろう。右打者は右へ、左打者は左に打ち返す柔軟性がある。ビコークラブの速球派右腕・坂本をどう攻略するかが注目される。坂本はピンチにも動じず、狙って三振を取れる豪腕タイプ。準々決勝ではここまで強打で勝ち上がってきた岬クラブを相手にノーヒットノーランを達成するなど現在まさに絶好調。この試合も力投することが十分期待されるが、真っ直ぐが甘いところに入るとTNCスパークスの強力打線につけ入るスキを与えかねない。よってこの試合は、今まで以上に慎重な投球が要求されることになるだろう。TNCスパークスの先発は左腕の福田か。福田は先週のヤンキース戦で勝利投手となったが、制球を乱し四球を多く与えるなど往年の投球にはやや程遠かった。今度の準決勝では福田本来の投球よみがえらせ、チームを2年連続の東京ドームへ導きたいところだ。



第 2 試 合
高橋選手 ベテランの技で強力左打線の中核をなす ▲割田選手 「打率5割越えを誇るチームの三冠王」



今大会旋風巻き起こすDELTAをFsがどう迎え撃つか
 藤森、奈良と完投できる複数の投手を擁する名門・Fsが、勢いに乗ると止まらない力を持つDELTAの打線をいかに抑えるか。DELTAはここまで1試合平均約4得点。さほど高い得点力というほどではないが、数字以上にチャンスに一気にたたみかける攻撃には迫力がある。その中心は主将の割田。チャンスに強い打撃とここ一番で見せるヘッドスライディングなどでチームを鼓舞し、まさにベスト4進出の立役者となっている。その他、5番・吉野、7番・浅香らも大技小技が出来る好打者だ。一方のFsはここまで4試合を1点差以内で競り勝ってきた。打線に凄みはないが、ここぞという場面で打つ勝負強さがある。準々決勝の神様戦も2点を先制されたが、2巡目からはきっちりボール球を見極め競り勝った。ポイントは先発が予想される速球派の奈良。5回戦のTOOLS戦で見せた気迫のこもった投球をこの試合でも続け、DELTA打線を調子づかせないことだ。