arkcup 2008 spring perfect preview

3月23日(日) 開幕

第18回アークカップ関東草野球選手権大会の見どころはここだ!

関東地区に球春到来を告げる「第18回アークカップ関東草野球選手権大会」は、

3月23日(日)にいよいよ開幕。

9日間にわたって熱戦が繰り広げられる。

昨年夏の大会を制し、

優勝候補の筆頭として乗り込むピエロ(世田谷区)の

史上初となる夏春連覇成るかに注目が集まる。

「打倒・ピエロ」を目指して立ちはだかるのは、

昨年春の優勝チーム・TNCスパークス(荒川区)か、

2度の優勝を誇り近年好調の名門とらひげ(新宿区)か、

それとも思わぬ伏兵チームの台頭があるのか。

そして激戦を勝ち抜き、

夢の舞台「東京ドーム決戦」の地に降り立つのはどこのチームになるのか?

大会は3月23日の第1日が始まれば、もう最後まで目が離せない。

アークカップをかけた優勝争いの行方と投打の注目選手を中心に、

2008年春のアークカップを徹底展望する。



 ピエロ(世田谷区)が史上初となる夏春連覇に挑む。昨年夏はどこからでも長打を打てる強力な打線とエース中須の力投が存分にかみ合い、一気に頂点に上り詰めた。春もベスト8まで勝ち進むなど、短期間のうちに大会トップクラスの強豪としてその存在を広く認知されるようになった。昨年の優勝メンバーがズラリとスタメンに名を連ねるこの春の大会も、押しも押されもしない優勝候補の筆頭といえる。昨年から定着した1番・切り込み隊長の武田は、以前はクリーンアップを打つなど長打力も十分。1番に回ってからは好球必打に徹し高い出塁率を誇る。2番には昨年の優勝戦であと数センチ逸れていれば広いマリンスタジアムのスタンドに放り込むという大ファールを放った長距離砲の浅海、3番には長く社会人野球で活躍し昨年の決勝戦で逆転サヨナラ2塁打を放ちチームにVを呼び込んだ伊藤、4番にはこれまた長打が自慢の廣島が座り、5番には稀代のヒットメーカーである中村が控えるなど、まさに強打者が揃う豪華な布陣。上位から下位まで全員が高打率をマークし、どこからでも突破口を開く。1試合を通じてこの打線を封じ込めるのは至難の業で、対戦相手はとにかくある程度の失点を覚悟しなければならないだろう。この豪華な打線をバックに持つ投手陣は、昨年も大活躍した右腕・中須が絶対的なエースに成長。昨夏も優勝戦の特別ルールで行われた延長サドンデスでの2失点以外を無失点で乗り切るなど存分な働きを見せ、今大会も大会屈指の好投手として注目だ。また、中須を支える投手にも他チームならエース球の投手がズラリと控えるなど戦力は万全。中須がコンスタントに力を発揮したとき、ピエロの夏春連覇の確率はかなり高いといえるだろう。

 その行く手に立ちはだかる「打倒・ピエロ」の一番手は、間違いなく昨年の覇者・TNCスパークス(荒川区)だろう。昨秋はまさかの2回戦敗退を喫し、天国と地獄を味わった。その雪辱を胸に期すナインの潜在能力が、ひと冬越え、春本番までどれだけ発揮できるか。長く1番を打つ好打者の浅場を筆頭に、長打力十分でチャンスに強い佐藤、一発長打で形勢をひっくり返す能力もある4番の貞、監督ながらシャープなスイングでヒットを量産する左のスラッガー・5番の永森ら強打者が並ぶ打線は例年通りの破壊力を秘め、大会でもトップクラス。あとは過去大会を沸かせた屈指の左腕・福田が抜けた投手陣を整備できれば、ピエロにまったく引けを取らない陣容が揃っている。

 優勝争いは昨年の春夏の覇者であるこの2チームを中心に回る展開。しかし、これを追う「第一集団」も例年同様なかなかの実力チーム揃い。なかでも優勝予想馬柱でも紹介する各チームは、十分にアークカップを狙える。

 2度の優勝を誇る名門のとらひげ(新宿区)は主砲・服部、為永らを中心に、看板の強力打線は健在。投手陣もお馴染みのエース白崎が昨シーズンから調子を上げてきており、一段と成長した姿が頼もしい。ベテラン中川監督に率いられたチームは、各種大会でも出場すれば必ず優勝候補に挙がる底力は今年も健在だ。昨年春の準優勝チーム・ヤンキース(世田谷区)は、何と言ってもエースで4番の土屋が大黒柱。従来は気迫十分に投げる投球スタイルだったが、近年は変化球でかわす投球も身につけピッチングの幅が広がった。打ってもここ一番に抜群の勝負強さを発揮する打撃でチームを引っ張る。また土屋を支える打線の破壊力も大会随一で、昨春あと一歩のところで逃した栄冠を今年こそ掴みたいところだ。昨年夏・王者TNCスパークスを下し一躍名を挙げたブルーサンダース(戸田市)は、攻守に高いレベルでバランスの取れたチームに仕上がった。球威、制球力とも十分のエース・正司を筆頭に多数の本格派を揃える投手陣は質量とも豊富。近年アークカップではなかなか結果を出せなかったが、昨夏のように序盤で強豪と当たっても本来の力を発揮できれば、快進撃が期待できる。昨秋ピエロと優勝を争ったCHOTTO CHIGAUZO(新宿区)は注目の左腕・春日が今年も健在。威力のある速球に変化球の切れも十分で、攻略は容易ではない。左の大砲・米山、昨年ミスターサドンデスとして数々の名勝負を演出した勝負強い2番の宮崎ら打線の援護次第では、2度の準優勝の壁を乗り越えるチャンスが再び到来する。初出場組ではJA市川市(市川市)の戦力が文句なしにAランク。右腕から切れのある速球を投げる平沢、対照的に左腕独特の投球フォームで打者を翻弄する成田の投手陣2本柱が確立。好アベレージを誇る村松、4番で長打が期待できる長浜らの打線もしぶとい。近年のアークカップでは、力のある初出場チームが出場してもなかなか勝ち上がれない傾向が続いているが、そのジンクスを打ち破れるか。昨夏は優勝したピエロと大接戦を演じたFs(立川市)は投打のバランスがよく、5年ぶりの東京ドームへ戦力が整った。藤森、高桑らの投手陣は枚数を揃え、打線はスラッガー加藤をはじめ他の打者も長打力があり、底力は計り知れない。

 さらに、強豪の
ビコークラブ(さいたま市)は昨夏、試合を重ねるごとに力を発揮し、2度目の8強入り。その準々決勝でも試合を押し気味に進めるなど、敗れはしたが大きな自信をつけた。豪腕エース坂本がマウンドを守り、打線も佐野らの好打者が揃う。攻守に更なる緻密さが加われば悲願の頂点も夢ではない。同じく昨夏ベスト8の名門・GLARE'04(足立区)は今大会こそ悲願の頂点を目指す。大黒柱のエース大根原、打線の中心である埴谷、丸木、高橋ら大会でも実績を残した強打者たちによる選手の層は相変わらず厚い。出場すれば必ず上位に顔を出すなど潜在能力は高く、怖いのは主力選手の故障だけか。2大会連続出場となるジャピン(小平市)の存在も不気味。昨夏は初出場ながら3回戦まで進出。その3回戦では強豪のヤンキースと終盤まで接戦を演じて惜敗。走攻守すべてにおいてチームでナンバーワンの信頼を勝ち取っている岸田を中心とした打線に穴はない。昨夏チーム初となるベスト4入りしたとん吉(北区)は投打のバランスに優れ総合力が高い。エース金木は速球とスライダーを巧みに操り、打たれ強い印象が残る好投手。打線はチームの中心佐藤、強打の新井らが一応得点源だが、走者が出れば確実に送り、後続の打者がかえすというオーソドックスな攻撃が身上だ。同じく夏に快進撃を続け見事4強入りを果たしたGREEN HORN'S(世田谷区)は夏にも活躍した小さな大エース・木村を中心とした堅守が特長。木村は抜群の制球力と切れのあるスライダーが武器。夏の大会をほぼ一人で投げ抜き、スタミナ、精神力ともに申し分ない。打線は4番の出口、4割越えの増田、清水といった勝負強い打者が揃っており、先制点を奪って逃げ切るのが勝ちパターン。ソツのない野球で夏の旋風の再現を狙う。近年好成績を残しているTEAM ByBLOS(戸田市)は投手を中心とした守りも堅いが、どちらかと言うと「打ち勝つ野球」が身上。大砲の小林を中心としたクリーンアップを軸に、下位打線も思い切ったスイングをするなど破壊力抜群。ツボにはまれば毎試合2ケタ得点を狙える。投手陣はエース永富が中心。コーナーを突く丁寧な投球と抜群のマウンド度胸で打たせて取る。各種大会で上位の結果を残している強豪の蔵星(台東区)も総合力の高さはピカイチ。投手陣は過去の大会でも活躍した速球派エースの大沼、2年前に好投を見せた前田、潜在能力十分の吉田ら力のある投手ばかりが揃い層は厚い。打線も強打でチームを牽引する吉野を軸にパワーヒッターの吉田、チャンスに強い天野ら強力な布陣がそろう。高洲サタンズ(千葉市)は投打とも完成度が高い。近年は世代交代の波がチームに押し寄せてきているが、中台、鑓水らタイプの違う投手を揃え、足のある山田らが好機を作り、大野、大高、小関らの超強力クリーンアップでかえす。毎回あと一歩のところでドームの晴れ舞台を逃しているだけに、今年にかける思いはどこよりも強いはずだ。

 昨年関東草野球リーグ特別部を制した
GHOUL(三郷市)はエース・中村の出来がカギ。2番手の安斉もある程度計算が出来る投手にはなってきてはいるが、大一番ではやはり中村頼みとなるだけに本来の切れのある球を早く取り戻したい。その中村が中軸に座る打線は粘り強く得点力がある。1番・鈴木が出て、織笠、武田らで得点を奪って早めに投手陣を援護できれば久々の上位進出も見えてくる。千葉の強豪・岬クラブ(夷隅郡)は、相変わらず粒ぞろいのメンバーが揃う。右腕エース小野寺は昨年後半から復活し、スライダー、カーブをうまく織り交ぜた投球術に長けている点はさすがだ。打線も勝負強い善財、長打力のある4番・峯尾らがいる。近年上位進出を逃している悔しさをこの春にぶつける。2年ぶりの東京ドーム切符をうかがうTOOLS(荒川区)の底力は侮れない。圧勝したかと思えば、時にもろさも見せるなど絶対的な力はないものの、ベテランエース後上、最強のストッパー虎見(拓)らの投手陣の層は厚い。あとは打撃センスのいい虎見(一)、大坂らが引っ張る攻撃陣の奮起に期待したい。毎回必ず上位に顔を出す浅草魂(台東区)は、高い総合力で今大会も上位を狙う。昨年も先発としてマウンドに上がった右腕・佐久間が今季急成長。コーナーワークが抜群で絶妙な変化球で三振を奪う。攻撃陣は新加入のルーキー組に加え、いまやベテランの域に達した前島、市村、五十貝、割田ら実績十分の選手達の力を融合させ、今年も強力なチームに仕上がった。


 大会は一応、上記で挙げた20チームを中心に推移すると見られるが、以下のチームも負けず劣らぬ実力派がひしめいている。

 昨秋ベスト32入りしたJA田中(柏市)はエース岡の出来と田村、半杭の力のある主軸打者の活躍次第で再び上位進出する力は十分。セブンスターズ(千葉市)は投打ともハイレベルの選手が多く上位と遜色ない力を持つ。2年連続8強入りした実績を誇る武田ジェッツ(杉並区)は「つなぎ」の野球をテーマに悲願のベスト4進出を目指す。Yamada Company(足立区)も力のあるチーム。肩の故障から復活したMAX135`右腕の大畑、技巧派の岡田らを中心に守って勝つ野球がチーム全員に浸透している。大会でも有数のスラッガー柴代がチームを引っ張るジョルターヘッズ(新宿区)は柴代以外にも右の好打者・平敷ら器用な打者を並べて大胆に攻める野球で上位を狙う。昨年も活躍した速球派エース・市村を擁する土浦パワーズ(土浦市)は、ここ一番で決まる足を使った機動力野球には定評があり、接戦には大きな武器となるのが強みだ。名門のウィルス(世田谷区)は不動の4番・杉本を軸に平野、照井ら実績十分の選手で上位を目指す。初出場のBig☆B(流山市)は昨年関東草野球リーグ1部を制した実力派チーム。真通−酒井の安定したリレーで少ない得点を守りきる野球が勝ちパターンだ。創部35年の伝統ある会社野球部のサントリーフーズ(港区)は右の大島、藤元、左の高木と豊富な投手陣を中心とした守りのチーム。打線につながりもあり、攻守に安定したチームに仕上がった。昨年の春ベスト4入りしたジェニオン(土浦市)はエース高松が今大会も健在。黒沢、吉田、谷島らが中心の打線が勢いに乗れば再び面白い存在。目標は最低でもベスト8入りだ。昨年4回戦まで進み結果を残したROJO・AGURA(北葛飾郡)は課題だった攻撃力に磨きをかけた。走塁・小技などがしっかりしており全員で1点を取りにいく意識が高い。2年前の秋ベスト8に進出した練馬アドベンチャーズ(練馬区)も地力は十分。昨年3ランを放った渋谷を軸とした強力打線はこの春も爆発が期待で出来る。あとはほぼ同等の力を持つ4人の投手陣をうまく使い分ければ再び上位を狙える。名門の四ッ葉倶楽部。(さいたま市)は永島、斉藤らの打線の破壊力は大会でもトップクラスで上位ランクグループとは紙一重。本格派左腕・海老井が万全なら優勝も狙える。昨年秋強豪チームを破るなど活躍したCHAMPS(さいたま市)はYAMATO、日浦ら投手陣が中心の守りのチーム。機動力を絡めたつなぎの野球を見せる攻撃陣も、しぶとくソツがない。パーフェクトスターズ(中央区)は昨年からマウンドに上がる右腕の山田が大黒柱。大砲こそいないが、打線は勝負強くソツがない。横尾、高桑、石井、小沢、野澤など他チームがうらやむ5人の強力投手陣で勝負するのはれぐるす(墨田区)。昨年は快進撃を見せベスト16まで進んだが、この春はどこまで勝ち上がれるか。毎年大型チームを作ってくる立川クラブ八丁会(立川市)は今年は守備重視の野球で大会に挑む。清水、別府の投手陣2枚看板の出来が上位進出へのカギを握る。近年実力をつけてきた全谷塚野球倶楽部(葛飾区)も上位進出の可能性は十分ある。自慢の打線は強打者・阿部、攻走守3拍子揃った高橋がおり、楽しみなチームだ。また3大会ぶりに復活する神様(品川区)の登場も非常に楽しみだ。お家芸のお祭り野球を引っさげ、どのような野球を見せてくれるのか実に興味深い。個々の選手の実力は1年半たった今でもハイレベルで侮れない。

 また、水戸近郊の大会で実績を残し、今回満を持してアークカップに初登場した
侍(鉾田市)は高校時代からバッテリーを組む高柳−平石のコンビを中心に守り勝つ野球が勝ちパターン。50m5秒台の俊足・一条がチームの中心の三郷メッツ(三郷市)はつなぐ野球で少ないチャンスを確実に得点に結びつける野球が得意。ファイナルズ(戸田市)はアメリカの大学に野球留学していたエース藤田の投球に注目。藤田を守り立てる守備の踏ん張りいかんでは上位進出も十分だ。Joker(荒川区)はスライダーが光る好左腕・田中を擁する。前回4回戦まで勝ち上がり、投打にまとまりを見せた。毎年夕刊フジ主催の大会で上位に進出しているデータリンクス株式会社(新宿区)は豪腕小川に切れ目のない打線が売り。打線では主将で4番の入田の打撃に注目だ。昨年4回戦まで進出したサントリー プレミアムモルツ(港区)は俊足巧打の1番・三ツ木、エースでクリーンアップを打つ河原林ら昨年からの中心選手に加え有望な若手も加入し前回以上の成績を目指す。MOTOWN(中央区)はスライダーなど多彩な球種を持つエース小林の右腕に期待がかかる。毎試合2ケタ奪三振を奪う安定感に堅い守りで勢いに乗れば面白い。BOOOOON(さいたま市)は強肩捕手の市村、MAX135`の速球を投げ込むエース加藤を中心に初出場ながら上位を目指す。ナルミヤ ブラックス(港区)は頭脳派投手・江部と切り込み隊長を務める佐藤のバッテリーがチームの中心。イノセント(江東区)は好投手の星、榊原を擁し個々の実力は大会でも屈指。メンバーが揃えば台風の目になる可能性も十分だ。毎年メンバーが変わる宿命を背負う大学サークルチームながら毎回上位を狙えるチームを作ってくるTeam Williams(武蔵野市)は今年も有望選手が多く加入し攻守にまとまる。WHITE SIX(品川区)は昨年2回戦で敗れたTNCに雪辱をと軽井沢合宿を張りチーム力に磨きをかけた。エース松尾と主砲の沢田の活躍がカギになるだろう。ザウルス(北区)は昨年1年間の打率が5割を越える好打者・三浦がチームを引っ張る。好投手・赤川を擁するシャインズ(国立市)は展開によってはダークホース的存在で目が離せない。野球未経験者が半数ながら昨年春旋風を巻き起こし見事ベスト16入りを果たした幸陽紙業梶i松戸市)はエース松坂を中心に今年も2年連続の上位進出を目指す。歴代優勝チームの一角で左腕・藤森を擁する和名ヶ谷フレンズ(松戸市)、過去に上位進出の経験がある習志野バブルス(習志野市)Jet's(世田谷区)エンドレス(浦安市)津島倶楽部(千葉市)林工業(柏市)山光ブルーレイズ(足立区)共立サンデーズ(小平市)サンライズ加藤(上尾市)日油技研工業(川越市)醍醐製作所グーフィーズ(練馬区)ら強豪チームの潜在能力も、もちろん侮れない。

 さらに右の阿部と左の三木という左右の両エースを揃え今大会こそ上位を目指すノーミ(千代田区)、シュアな打撃が光る沢木が引っ張るVagabonzy(品川区)、打倒ピエロに燃える地元メンバーだけで構成したあおぞら(新座市)、高校通産30本以上を誇る大会注目の強打者・松本が率いるRed Cobra(川崎市)、監督が変わり心機一転を図るQueen's(江戸川区)、初出場ながら潜在能力の高さが注目されるハングオーバーズ(台東区)全正則学園(千代田区)、プロ野球使用スタジアム12球場中8球場をすでに制覇しているエンターテイメントチームのRams(越谷市)、鉄腕エース中村が健在のとんねるず(大田区)、主将橋本を中心にチームワークで勝利を目指すファルコンズ(港区)、ツボにはまれば一気の爆発力が期待できる強力打線のカチカチ山(入間市)、強肩強打の伊達、ダブルエースの小田、徳田ら力のある選手でアークに初挑戦のスリースターズ(新宿区)、主砲・小沢を中心に地力を秘めるマンハッタン(港区)、熱狂的な阪神ファンである山下監督がユニフォームからすべて阪神仕様に統一して初めてアークカップに臨むHYBRID Tigers(杉並区)、エース・小林を軸に守り勝つ野球を目指すフューチャーズ(江戸川区)、久々の登場ながら実力チームのAJPBC(練馬区)、左の4番・宝田の打撃に期待のサッソ フィルムズ(港区)、全員野球が信条の第一実業梶i千代田区)、エース大矢を中心に守備にまとまりのあるBig Stones(さいたま市)、モチベーションの高さが自慢の初出場のTBAD(千葉市)、甲子園経験がある千葉を中心とした打撃のチームのI's(江戸川区)、前回1回戦負けの雪辱を誓うちょうちん(狭山市)、エース・小林の投球術が命運を握るCharisma(渋谷区)、4番・福島の長打力が得点パターンのフジノン(さいたま市)、上野、田中、森ら社会人野球経験者が中心のバンビーニ(北区)、昨年MBAを取得するなど知性を兼ね備えたエース長谷部の力投に期待の集まるDrugs(大田区)、「闘志なき者は去れ」をテーマに個人の力量には頼らずチーム全員で勝負する初出場の東横男塾(川崎市)、好打者・中川を中心にチャンスに畳み掛ける攻撃が特色のJANBC(印西市)、左右の速球派投手を擁するJBSC(港区)、投打の中心・吉野を軸に円熟味のある野球が信条のBARBARIANS(さいたま市)らも上位を伺う。

 その他、ここ数年体力が落ちる中、1勝でも多くの勝利を目指す蓮田漢達(蓮田市)、これまで負けは一度しか経験したことのない東京チェリーボーイズ(西東京市)、主将・若槻の爽やかさで勝負のメイプルフラワーズ(市川市)、地元の大会で好成績を残して士気が上がるアルバトロス(市川市)、3人の部員から試合を出来るまで人数を集め参加するFam(港区)、肩の故障が癒えたエース・小川を軸に3年目で初の1勝を目指す千葉Row Break(船橋市)、篠原監督の「代打オレ」に期待のBLAST(土浦市)、野球を全員で楽しむをモットーに活動しているCOOLS(練馬区)、チーム名を一新し心機一転大会に挑む球友デライツ(新座市)、ピンチにも動じない精神力が頼もしいピンチーズ(横浜市)、チーム結成後初めて大会に挑むFANKS.B.C(我孫子市)、大手広告代理店・電通の社内野球チームで高学歴者が多く揃う良朝組(港区)、昨年春は1回戦、夏は2回戦そして3度目の正直で今度は3回戦進出を目指す世田谷ウォンチュー(世田谷区)、チームワークならどこにも負けない自信のあるボンスタ(千葉市)、第6回大会から連続出場中のAokiya Club(川越市)、チーム内恋愛を強く奨励している異色のチームGAT☆N(港区)らの戦いぶりにも注目が集まる。