近づいた千葉マリンスタジアム
いよいよ準々決勝、8強が激突!!
 8強激突!第19回アークカップ関東草野球選手権大会は9日(日)、ここまで勝ち残った8チームによる準々決勝4試合が行われる。
 128チームの参加で始まった今大会もいよいよ大詰め。幾多の激戦を勝ち抜いてきたチーム同士の激突とあって、見ごたえのあるカードが揃った。
 決勝の地・千葉マリンスタジアムはすぐ目前。各チームが持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の見どころを探ってみた。
▲決戦の地・千葉マリンスタジアムに向け、8チームが生き残りを賭ける
いよいよ大詰め、

今日は準々決勝です。

マリンまで残すはあと2つ!!

ベスト8の皆さん、がんばってください。



<第1試合>
VS
(世田谷区) (立川市)

準々決勝屈指の好カード
◎みどころ 両チームとも投攻守にレベルが高い。特に投手力は8強の中でも上位に入る存在だが、今大会の勝ち上がり方を見ると、機動力を絡めた得点能力が高い分だけ、Fsが優位か。Fsは小川、奈良、高桑の3枚看板で今大会を乗り切ってきた。先日の4回戦では高桑が強力なとらひげ打線を完封するなど、3人とも制球力が抜群で大崩れの心配がない。ヤンキースは強打が持ち味だが、4回戦では立川クラブ八丁会のエース別府を打ちあぐみ、0-0で延長戦までもつれ込んだ。この試合では好球必打を徹底し、本来の打力を取り戻したい。



<第2試合>
VS
(新宿区) (足立区)

春日 vs 強力打線の一騎打ち
◎みどころ CHOTTO CHIGAUZOのエース左腕・春日が試合のカギを握る。4回戦では1失点完投と、久々のマウンドながらまずまずの投球を見せた。もともと投球術には定評があるが、この試合では四死球などで無用な出塁を許すようだと、強力・GLARE'04打線に攻め込まれる。GLARE'04は相変わらず上位から下位まで切れ目がない。延長サドンデスにもつれ込んだ4回戦では、相手好投手に連打を浴びせ見事に好チームを振り切った。エース大根原も粘りの投球でチーム支えており、初優勝へ投打に一体感が出てきたのは大きい。



<第3試合>
VS
(北区) (船橋市)

好調とん吉を止められるか、めいぼう2号店
◎みどころ 鍛え抜かれた両チームの対戦となったが、今大会の安定感では、とん吉が上回る。特に記憶に新しい4回戦のTNCスパーク戦では、春の王者相手に左腕・細谷がわずか被安打1に抑える完封勝ち。打線も頼れる核弾頭・中村が2本のタイムリーを放つなど、王者をKOした。投打ともに主役が好調を維持しているのが心強い。めいぼう2号店は2回戦、3回戦を先行を許しながらも逆転勝ち。ここ一番での集中力がある。また4回戦では、エース川村が緩急をうまく使った投球で強打のByBLOS打線を完封するなど調子を上げてきている。



<第4試合>
VS
(川口市) (さいたま市)

似たタイプ同士、1点勝負か
◎みどころ 実力はまったくの互角で、ともに投手中心に守って逃げ切る試合が得意の似たタイプのチームの同士対決。吉岡クラブ・望田、ビコークラブ・坂本の両本格派右腕の投げ合いに注目が集まる。2人とも直球主体で三振を奪える好投手で、両軍とも連打で打ち崩すことはなかなか難しいだろう。よって勝負の分かれ目は、やはりともに4回戦で相手のミスに乗じて決勝点を挙げたように、無駄な四死球、エラーなどがポイントになりそうだ。あとはボール球に手を出さず、好球必打に徹することができたチームに勝利の女神が微笑みそうだ。