第19回アークカップ関東草野球選手権大会は16日(日)、

いよいよベスト4による準決勝2試合が行われる。

優勝戦の舞台・千葉マリンスタジアムまであと1勝に迫った4チーム。

ここまできたらどのチームも勝って絶対にマリンの土を踏みたいところ。

ヤンキース、CHOTTO CHIGAUZO、とん吉、吉岡クラブの4強が

持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の行方を占ってみた。
ついにきました!!

マリンまでいよいよあと1つ

最後の一球まで諦めずガンバって!!




第 1 試 合
▲岡田選手 「強打のヤンキースが誇る屈指の長距離砲」 ▲阿部投手 「重いストレートと緩急が持ち味の好右腕」


強打のヤンキース打線をCHIGAUZO投手陣がどう凌ぐか
 破壊力のあるヤンキース打線を、CHIGAUZOの投手陣が封じられるか。ヤンキースは今大会、序盤戦こそは打線がやや低調で競った試合が続いたが、先日の準々決勝のFs戦では、初回に相手のミスに3安打を集中していきなり4点を先制し完勝した。核弾頭の小池から始まる攻撃は中軸を組む土屋、岡田、広瀬ら息の抜けない打者がズラリ揃う。打線の迫力はベスト4の中でも屈指だろう。一方のCHIGAUZOは準々決勝で頼もしい投手が誕生した。強打が自慢のGLARE'04打線を、走者を度々背負いながらも粘りの投球で完封した右腕の阿部だ。これまでCHIGAUZOといえば絶対的な左腕・春日の存在にチームの浮沈のすべてがかかっていた感があったが、今大会は終盤戦に向けてもう1枚加わったのは大きい。この試合どちらが先発しても序盤を無得点で凌げるかがポイント。終盤勝負に持ち込むことが勝利への条件だ。



第 2 試 合
セカンド中村、ショート新井で組む鉄壁の二遊間コンビ ▲菊池選手 「チャンスで結果を出し続ける頼もしき主砲」



両チームが誇る自慢のエースから、どのようにして得点を奪うか
 力は拮抗。ともに今大会好調で好ゲームが期待できる。まず鍵を握るのはやはり投手の出来か。とん吉は左腕・細谷、吉岡クラブは右腕の望月。細谷は緩急をうまく使った抜群のコントロールが武器。その緩急で優勝候補の筆頭・TNCスパークを1安打に抑え完封した。一方の望月は長身から繰り出す威力ある直球と落差のあるフォークが武器。打者のタイミングを外す術にも長けており、準々決勝では上位進出の常連ビコークラブを1安打に封じた。今大会で躍進を続ける両エースはともに安定感抜群で大崩れは考えられない。となると勝負の行方は必然的に両チームの打線にかかってくる。とん吉打線のキーマンは出塁率が高く長打も期待できる1番・中村。望月をどう攻略して出塁するかが鍵になってくるだろう。吉岡クラブは足の速い1・2番コンビが出塁しクリーンアップでかえすのが得点パターン。強打の4番・菊池の前に何とか走者を出したい。