近づいた頂点
いよいよ準々決勝、8強が激突
 8強激突!第22回アークカップ関東草野球選手権大会は25日(日)、ここまで勝ち残った8チームによる準々決勝4試合が行われる。
 128チームの参加で始まった今大会もいよいよ大詰め。幾多の激戦を勝ち抜いてきたチーム同士の激突とあって、見ごたえのあるカードが揃った。
 頂点はすぐ目前。各チームが持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の見どころを探ってみた。

▲決戦の地に向け、8チームが生き残りを賭ける
さあ、今日はいよいよベスト8による準々決勝ですね。

どのチームも激戦を勝ち抜いてきたチームばかりで楽しみです。

勝ち上がってベスト4に進むのは、

果たしてどのチームになるのでしょうか?

頂点まであと3勝、

選手の皆さん今日も熱い戦いを見せてください。



<第1試合>
VS
(千葉市) (北葛飾郡)

◎みどころ MILLIONSの快速右腕・荒川にセブンスターズ打線が挑む。荒川はここまで4試合を投げ、打たれたヒットは1試合平均2本に満たないなど、圧倒的な投球を続けている。真っ直ぐと分かっていても空振りを取れるその直球は、打ち崩すのは容易ではない。一方、セブンスターズは先の4回戦では相手ミスを突く巧さを発揮し逆転勝利を飾るなど、ここまでさまざまなタイプの試合を勝利に結びつけてきた粘りがある。今度の相手は荒川だが、小技を絡めて好機を確実にものにし、今大会好調の松井、梅田の両ベテラン右腕の継投に託したい。



<第2試合>
VS
(立川市) (世田谷区)

◎みどころ 強豪チーム同士による準々決勝屈指の好カード。ともに投打のレベルは高く、好ゲームが期待できる。ヤンキースはお馴染みのエース土屋が今大会も健在。打線も4回戦では1点を先制されるも、4番小林(正)、5番国谷ら主軸のタイムリーですぐさま逆転。3回戦に続き、2戦連続で逆転勝利を飾るなど好調だ。Fsも4回戦では先発・小川がボールを低めに集め、強打のYamada Company打線を完封した。またFsは8強の中で唯一、1回戦から4戦連続の完封勝利を挙げるなど投手力では上か。 まずは先制点の行方に注目。



<第3試合>
VS
(流山市) (船橋市)

◎みどころ ともに投手の踏ん張りで勝ち上がってきただけに、打線の出来が勝敗を分けそう。Big☆Bは大物打ちこそはいないが、盗塁やエンドランなどの機動力を使って相手のミスをきっちり得点に結びつけるなど、ソツがない攻めが今大会目立っている。めいぼう2号店の左腕・川村の巧みな投球術にどう喰らいついていくかがポイントだ。めいぼう2号店も打線に爆発力こそないが、少ない好機を確実に生かして勝ち上がってきた。好調の1番伊藤の前に何とか走者を出したいところ。先手を取って川村を楽に投げさせられれば有利になる。



<第4試合>
VS
(朝霞市) (練馬区)

◎みどころ 稲葉ベースボール倶楽部の斉藤とチキンズの児矢野の両エースの投げ合いが予想される。斉藤は4回戦では針の穴を通す完璧なコントロールを武器に被安打4で完封した。2回戦のTOOLS戦に続く完封と安定感がある。チキンズも右のエース児矢野が今大会大活躍。4回戦では、強打の零倶楽部打線を相手に7回1死までノーヒットピッチングの快投を見せた。両投手とも大崩れしそうにないだけに、稲葉ベースボール倶楽部は当たっている4番の糸魚川、チキンズは今大会のラッキーボーイ的な存在の3番・長尾(周)の前に走者をためたい。