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第22回アークカップ関東草野球選手権大会は2日(日)、 いよいよベスト4による準決勝2試合が行われる。 憧れの舞台・東京ドームまであと1勝に迫った4チーム。 ここまできたらどのチームも勝って絶対にドームの土を踏みたいところ。 セブンスターズ、Fs、めいぼう2号店、稲葉ベースボール倶楽部の4強が 持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の行方を占ってみた。 |
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第 1 試 合 |
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▲小野選手 | ▲佐藤選手 | ||||||
「切り込み隊長として打線を引っ張る頼もしきキャプテン」 | 「今大会打率5割超と毎試合快音を響かせる絶好調男」 | ||||||
強打のFs打線をセブンスターズの右腕3本柱がどう抑えるか | |||||||
ベテラン右腕陣で形成している3本柱を擁するセブンスターズが、強打を誇るFsの打線をいかに抑えるか。Fsはここまで、俊足の1番・2番コンビ都築・大元が出塁して、今大会打率5割超・7打点と絶好調の3番佐藤、長距離砲のクリーンアップの入田・千葉らで得点するパターンが確立。さらに下位打者にもチャンス強い選手が揃うなど、長年の課題であった攻撃力が今大会は格段にアップした。また、投手陣もこの春大活躍の小川、昨年のMVP右腕の高桑や抑えの奈良とお馴染みの強力布陣で、ここまでの5試合をいまだ無失点とまったく隙がない。序盤でペースを握ればこの試合も有利に運ぶだろう。一方のセブンスターズは、準々決勝で今大会初めて登板したエースの田中、序盤戦を支えた松井、梅田らベテラン投手の味のあるピッチングで競り勝ってきた。打線も凄みこそないが、主将でムードメーカーの1番の小野が引っ張り、真崎・鑓水らの左右の好打者がうまくつなぐなど、しぶとい打撃が持ち味。この試合も先発が予想されるエース田中は、準々決勝で見せた粘りの投球でFs打線を調子づかせないことだ。 | |||||||
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第 2 試 合 |
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▲川村投手 | ▲斉藤投手 | ||||||
「巧みなけん制球と粘りのピッチングが持ち味の大黒柱」 | 「連投の疲れを微塵も感じさせず快投を続けるMr.鉄腕」 | ||||||
めいぼう・川村、稲葉BC・斉藤の両左腕の出来が試合の鍵を握る | |||||||
ともに好左腕を擁しており、一つのミスが勝敗を分けかねない接戦になりそうだ。めいぼう2号店は左腕エースの川村が絶対的な存在。準々決勝こそ初回の味方の大量援護で逆にリズムを崩しタイムリーを浴びるケースが目立ったが、本来はランナーを背負っても得点は許さない粘りのピッチングが持ち味。崩れたリズムをどれだけ修正し、いつもの姿を取り戻せるかが勝利への絶対条件だ。また、川村を支える打線は、今大会当たっている1番の伊藤が準々決勝も反撃ののろしを上げる内野安打に加えタイムリーも放つなど、相変わらず好調を維持して打線を牽引している。稲葉ベースボール倶楽部のベテラン左腕・斉藤も粘りの投球が持ち味だ。先日の準々決勝でもまったく危なげないピッチングを披露。連戦を経てもなお磨きを増すその投球術は、まさに鉄腕という表現がピッタリくる安定感のある投手だ。攻撃陣は、チームのモットーである「つなぎの野球」が今大会はいかんなく発揮されている。準々決勝でも吉尾の決勝打、脇坂のダメ押し打はいずれも2死から生まれるなど、うしろうしろにつなぐ意識が強く粘り強い。2点目を巡る攻防になりそうだ。 | |||||||
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