近づいた頂点
いよいよ準々決勝、8強が激突
 8強激突!第27回アークカップ関東草野球選手権大会は14日(日)、ここまで勝ち残った8チームによる準々決勝4試合が行われる。
 80チームの参加で始まった今大会もいよいよ大詰め。幾多の激戦を勝ち抜いてきたチーム同士の激突とあって、見ごたえのあるカードが揃った。
 頂点はすぐ目前。各チームが持てる戦力を総動員して臨む最終決戦の見どころを探ってみた。

▲決戦の地に向け、8チームが生き残りを賭ける
さあ、明日はいよいよ準々決勝です。

よく言われるように、

ベスト8による準々決勝が、

大会の中でも一番面白いですよね。

その準々決勝を突破して、

ベスト4に進むチームはどこになるのでしょうか?

準々決勝の本日の試合、いってみましょう!!



VS
(川口市) (足立区)

◎みどころ 村田クラブ、DDJとも競り合いに強く、打線も勝負強い。バランスの取れたチーム同士の争いは、村田クラブの3番でマウンドにものぼる柴田がカギを握る。柴田はここまで打棒が大爆発。毎試合のように効果的なタイムリーや本塁打を放っており、この試合も柴田の前にいかにして走者を置けるかがポイント。また、3回戦ではロングリリーフの好救援見せており、この試合どのような場面でマウンドに上がるかにも注目だ。対するDDJは、1番から9番までムラなくバットが振れている。1番・瀧らが足を使った攻めができるのも強みだ。経験値では村田クラブを上回るだけに、先制すれば有利な展開になるだろう。



VS
(立川市) (川崎市)

◎みどころ 大会を代表する名門同士による屈指の好カード。力は拮抗。カギを握るのは投手の出来か。Circusはエースの中須が本調子を欠いているのが気がかりだが、もう一人の右腕・石川が好調なのが強み。Fsは今大会、岩崎、小川、高桑ら複数の右腕が先発した。中でも岩崎は大一番となった2回戦の昨年準優勝の59’s戦を1失点で乗り切り自信がついた。3回戦では小川、4回戦ではエースの高桑と日替わりで同レベル以上の投手が先発しており層が厚い。Circusはここまで最終的には圧勝の試合が多く、逆にFsは競り合いを多く経験してきた。打ち合いならCircus、接戦になればFsか。



VS
(川口市) (市川市)

◎みどころ 今大会の優勝候補・ミステリアスと昨年優勝のJAいちかわがぶつかる好カード。ミステリアス打線はほぼ全員が良く当たっている。中でも注目の4番・佐藤は毎試合にわたってタイムリーを放つなど、長打に加えて勝負強さを兼ね備えた強打者だ。また、中軸を形成する3番・上野、5番の三戸も一発がある。主戦・田宮も調子を上げており、総合力では上だろう。しかし、JAいちかわも優勝した昨年に比べ打撃力が飛躍的に向上。長打力のある今野、藤代、官野らの前に走者をためる展開に持ち込みたい。今大会の投手陣を形成する宮ア、古居、坂下らが得意の継投策で強力打線をかわせれば面白い。



VS
(世田谷区) (足立区)

◎みどころ ともに打線が好調のチーム同士の対戦。制球が安定している左腕の佐藤を擁するヤンキースがやや優位か。ヤンキースは毎試合のように長打が飛び出し4試合で26得点。相手投手の左右に関係なく打ち込んできた。先取点を挙げ、主導権を先に握って佐藤で逃げ切るのが必勝パターン。1番・子安の出塁がカギ。足立人はたたみ掛ける集中打が持ち味で、打ち合いに滅法強い。初戦となった2回戦のめいぼう2号店戦では追いつ追われつの大激戦を制するなど勢いも十分だ。キーマンは今大会絶好調の3番の塩谷。初戦から毎試合のように効果的な一打を放つなど、チームの初出場ベスト8入りに大きく貢献した注目の強打者だ。