ヒーロー群像 4月20日(日)号


 まさに死闘だった。日本新薬・水野、CHIGAUZO・春日の両エースの投げ合いは、互いに一歩も譲らぬ緊迫の投手戦となり、結局最後まで決着がつかず。0-0のまま抽選に突入し、その結果日本新薬に軍配が上がった。「ただ一生懸命に投げました。相手投手も良かったので接戦になるとは思っていましたが、最後の最後まで気を抜けませんでした」とヒーローの水野投手は汗びっしょりの笑顔で語ってくれた。伸びのある重いストレートにカーブ、スライダーを織り交ぜ、時には落ちる球も駆使する本格派の水野投手。この日もCHIGAUZO打線に3塁を踏ませぬピッチングで見事チームを勝利に導いた。日本新薬軟式野球部は、かつて都市対抗に出場した選手など硬式あがりのメンバーを含め、野球好きが集まる会社野球部。「まさかここまで勝てるとは思っていませんでした。これからも1つずつ大切に戦っていきます」次の4回戦でも彼の投球がチームの浮沈のカギとなるのは間違いないだろう。


大会第5日目 Aブロック3回戦
4月20日(日) 第5試合 1 2 3 4 5 6 7
日本新薬軟式野球部 中央区 0 0 0 0 0 0 0 0
CHOTTO CHIGAUZO (新宿区) 0 0 0 0 0 0 0 0