白球だより 4月27日(日)号


 この日大会会場にスラリとした長身にたくましい体つきの選手が現れた。アークカップ上位進出の常連ペガサスで昨年までエースとして活躍していた佐藤投手である。佐藤投手は昨年春の大会で好投を見せ秋の大会では注目選手に挙がっていたが、その秋からは試合に参加するケースが激減。そのことを聞いてみると、昨年で勤め先を退社し今年の1月1日からアメリカユタ州の州立大学に語学留学しているそうだ。「アメリカはすごく楽しい国です。みな自由に暮らしているし仕事もきちんとそれぞれが目的意識を持ってしています。できればこのまま残って向こうで働きたいです」と近況を話してくれた佐藤投手。本日は先週からの春休みを利用し帰国しているそうだ。帰ってくるなり早速古巣のチームの試合に参加し、同時に久々の日本の野球を食い入るように見つめていた。「来週の末にはまた戻らなくてはいけないんですけど、今後も日本に帰ってきてペガサスの試合があればぜひとも出場したいです」と熱い抱負を語ってくれた佐藤選手。今後も帰国した暁には野球の本場アメリカで磨かれたプレイをぜひ見せて欲しい選手だ。


大会第6日目 Dブロック3回戦
4月27日(日) 第4試合 1 2 3 4 5 6 7
MICフリーバーズ 草加市 1 0 0 0 0 0 0 1
ペガサス 富士見市 6 0 0 0 0 1 × 7