白球だより 5月4日(日)号


 アークカップ初参加ながら、左の永島・右の蓮見の2枚看板と強力打線でここまで快進撃を続けたGEN。2年前から地元の大会に参加しそこで2年連続Vを成し遂げ乗り込んだ今大会だったが、この日昨春大会4強の習志野バブルスに完敗。ベスト16入り目前に力尽きた。「あと1回勝ちたかったね。それにしても強かったです」と監督の大塚さん。「日曜日にせっかくやるんだからノーサインで自由にやらせています。各自のセンスに任せています。楽しくやってそれで運がよければ勝てる。練習はしません」とノーサインの奔放野球が信条のGEN野球。GENとは地元の源清田という地名からとったチーム名で、ナインも常総学院や日大など名門高出身者が多く在籍。監督自身も取手一が茨城県勢として初めて選抜に出場した時の4番を打っていたかつての大打者だ。そんな野球エリートを多数かかえたチームの今後を「これからたくさんの経験を積んで、この子らが30歳ぐらいになったときが楽しみです」と若いチームの将来に期待を込め会場を後にした。


大会第7日目 Bブロック4回戦
5月4日(日) 第1試合 1 2 3 4 5 6 7
習志野バブルス 習志野市 0 0 1 0 2 0 3 6
GEN (稲敷郡) 0 1 0 0 0 0 0 1