昨年春、並み居る強豪を連破し、あれよあれよという間にベスト4進出という快進撃を続けたRed Cobra。そのミラクルの立役者となったのが、小さな大エース武藤投手だ。一見どこにでもいるような投手のイメージなのだが、マウンドに登れば一躍たくましさが溢れ出す。投球の間、ここ一番で見せる緩急をつけた制球は芸術と言ってよい。「今年の目標は、やはり昨年あと一歩だった東京ドームのマウンドにぜひ立つことです。あと前回よりスピードアップした球を投げたいです。あまりにも遅いので・・・」と笑いながら語ってくれた武藤投手。あれから1年、さらに成長したエースが再びアークカップの舞台に帰ってくる。