“白崎建人” 強豪とらひげのエースで第6回大会の優勝投手である。昨年春のアークカップでは、強豪相手に切れ味の鋭いスライダーをコーナーに巧みに突く投球でチームを初優勝へ導いた。投手としての風格充分なその姿に、相手打者のバットが面白いように空を切る。その完成された投球術は、さすが社会人野球で長く活躍してきた豊富な経験を感じさせてくれる。注目される今大会について「秋は連覇の色気が出てしまいました。今大会は一戦一戦大事に戦い、打者一人一人に対し慎重に投げる投球を心がけたいです。そうすれば結果は自然とついてくると思います」という白崎投手。間近に迫ってきた大会に向け、今はおのずと気持ちを高めている。その視界には2年連続優勝への道がはっきりと見えている。