しなやかな腕の振りから球威ある速球をどんどん投げ込む右横手投げの田村投手。屈指のスラッガー・木内選手を中心とするチームは、何かと攻撃力ばかりがクローズアップされがちだが、バブルスの快進撃は田村投手の好投なくしてはありえない。昨年は準決勝でとらひげ(新宿区)に甘い球を狙われ、東京ドームを目前に惜しくも敗れた。「昨年のことは意識しないで一戦一戦自分のピッチングを心がけたいです。大会では気を抜かず勝てる投球をしていきたいです」と今大会の意気込みを語ってくれた田村投手。自分のピッチングが毎試合できればあこがれの舞台への道が大きく開けてくるだろう。