11.30 (日) 優勝戦
個人表彰


最優秀選手賞〜大会MVP〜
山本 剛正 選手
(佐川急便千代田)


▲大会MVPの栄冠は佐川急便千代田山本選手に決定。この日決勝アーチを放つとともに、守備でも名ショートとしてチームの初Vに大きく貢献した
○山本選手
 
普段は3番を打つ山本選手だが、この日の言い渡された打順は6番。悔しさに燃えた男が大舞台で最高のパフォーマンスを見せた。「何とかしなきゃと思っていました。(ホームランの)あの打席はセーフティバントなども考えましたが、カウントが有利になったので打っていきました。ここまでチャンスであと一本が出なかったので、打てて本当に嬉しいです。初めての西武ドームも満喫できましたし、特に松井稼頭央選手が守っているショートのポジションは、自分が守っていて感慨深いものがありました。そして何より、毎回応援に来てくださる会社の応援団の皆さんに、勝って恩返しできたのが良かったです」


優秀選手賞
市川 信二 選手
(佐川急便千代田)

優秀選手賞
伊藤 正則 選手
(佐川急便千葉)

木本投手ととも最後まで素晴らしいピッチングを披露した市川投手 ▲チームリーダーとして佐川千葉を3年連続優勝戦へ導いた伊藤主将
○市川投手
 千代田優勝の原動力となった強力投手陣の存在。木本投手とともにマウンドを守り続け、最後まで無失点で今大会を締めくくった。「絶対負けないぞと気合を入れて臨みました。18の時から10年来、ずっと一緒に野球をやっている親友でもあり良きライバルでもある木本とともに勝てたことが、最高に嬉しいですね。バックも本当に良く守ってくれました。感謝しています。うちはまだできたばかりのチームなので、大目標だった今回のVは大きな自信になりました。これからも今までとは変えず、チャンピオンらしい試合をしていきたいです」
●伊藤選手
 “新生佐川千葉”を旗印に臨んだ今大会。順調に勝ち進み優勝戦までは辿り着いたものの千代田によもやの0封負け。涙を呑んだ。「完敗でしたね。ファーストストライクを積極的に打っていきましたが捕らえきれませんでした。アーク優勝が年内の目標だったので残念です。勝ちたかった・・・・。大エースだった塚本さんが抜けて、今年は去年と違い“自分たちがやらなきゃ”という自覚を持って戦ってきました。勝ちにこだわる姿勢もだいぶ身についてきたと思います。優勝戦まで勝ち上がるのはしんどかったですが、この自信を来年につなげます」