RED HILL (練馬区)
 “RED HILL”日本語に訳すと“赤い丘”と読めるが、このチーム名の由来はメンバーの大半が卒業生である強豪拓大紅陵高校の「紅陵」の2文字からきている。結成の中心メンバーは現在平均28歳。ちょうど甲子園準優勝時の一級下の代にあたる。自慢の投手陣、佃・山口・小松の3本柱は力強い。主に先発が多い佃投手は130kmの速球にコーナーを丁寧に突く投球が信条の本格派。抑え役の小松投手はMAX135kmを越える速球が武器で、本調子時は相手チームにとってバットに当てるのが少々困難な投手だ。攻撃陣は強打の4番和田選手、ミートの巧い5番広瀬選手らを中心に下位までしぶとい打撃ができる選手が揃っている。今大会の目標を杉村監督は、「一戦一戦楽しく戦っていきたいです。うちのチームはどんな球場で試合をする時も常に甲子園で戦っているつもりでやってます」と語る。監督が言う通り、まるで高校野球を見ているかのようなはつらつとした動きに元気いっぱいの声を出すRED HILLナイン。その戦いぶりは相手にさわやかな印象を与えることだろう。