アークカップ速報(3月28日号)

Part 1  Part 2

アークカップ速報 3月28日(日)号

Cブロック1回戦
ナウテクラブ vs Team Rookie

3月28日(日) 第4試合 1 2 3 4 5 6 7
Team Rookie 台東区 2 0 0 0 0 0 0 2
ナウテクラブ 墨田区) 0 0 3 0 0 0 × 3
鮮やか逆転劇 1回戦屈指の好カード・ナウテクラブ対Team Rookieの一戦は、予想にたがわぬ見どころ十分の好ゲームとなった。先制したのはTeam Rookie。初回、連続四球を足がかりに2死2・3塁の場面で、5番吉田選手がセンター前タイムリー。2点挙げ先手を奪う。一方のナウテクラブは3回、先頭打者が相手エラーで出塁すると、送りバントですかさず得点圏へランナーを進める。四球を挟み、続く2番中石選手が左中間への2ベースでまず1点。さらに次打者のピッチャーゴロの間に1・3塁とすると、ここで迎えた4番齋藤選手が右中間を真っ二つに破る2点タイムリー3ベースを放ち、1塁から一気に逆転のランナーが生還、試合をひっくり返した。一転追う立場となったTeam Rookie直後の4回、先頭の4番石山選手がレフトオーバーの3ベースで出塁すると、続く吉田選手の内野ゴロで果敢にホームを突く。しかし間一髪タッチアウト。流れを引き戻せない。最終回も2死から死球とヒットで最後の粘りを見せるも、後続倒れ万事休す。ナウテクラブがリードを守りきり、2回戦へコマを進めた。 
○ナウテクラブ・石綿監督
注目の一戦を制し、「Team Rookieはさすがに力がありました。先制され『マズイなぁ』と思いましたが、チャンスは必ず来ると思っていました。3回は齋藤中心に組んだ打線がうまくはまりましたね。4番の一振りで逆転できました。次も守りからリズムを作り、欲張らず一戦必勝で臨みます」
ナウテクラブ・齋藤選手
3回、4番の重責を果たす価値ある逆転打。「あの場面は同点でいいという気持ちで打席に入りましたが、1球目のファールの感触が良かったので、これは行けると思いました。打ったのは真っ直ぐ、手ごたえ十分でした。(勝ち進んで)東京ドームでも看板を狙いたいですね」
●Team Rookie・石本監督
昨秋の雪辱を誓った今大会だったが、初戦敗退にガックリ。「先制したときは正直、うちのペースかと思ったのですが・・・・。これが油断になったのかもしれません。エラーが痛かった。あれがピッチャーに精神的負担をかけてしまい、結局は失点につながってしまいました。また一から出直しです」



Dブロック1回戦
大宮ゆの郷 vs ゴソッツ

3月28日(日) 第1試合 1 2 3 4 5 6 7
ゴソッツ 葛飾区 0 0 0 3 0 1 1 5
大宮ゆの郷 さいたま市) 1 0 0 0 0 4 0 5
シーソーゲーム制す 大宮ゆの郷は初回、5番武政(道)選手のタイムリーで1点を先制。1点を追うゴソッツは4回、3番倉田、4番片桐、5番富永とクリーンアップの3連打で同点とすると、なおもエラーと8番永井選手のライト前タイムリーで3-1と逆転に成功する。勢いに乗ったゴソッツはその後6回にも1点を加えリードを広げたが、その裏大宮ゆの郷が反撃に出る。2点を返し1点差とすると、9番福井選手の時にスクイズエンドランを敢行。ここで2塁走者の好判断で2者が生還し、この回4得点、逆転に成功する。粘るゴソッツも最終回、2死ながらランナーを2人置き、7番松本選手が執念のレフト前タイムリーで土壇場でまたも同点。追いつ追われつの大熱戦は結局抽選へもつれ込み、結果、大宮ゆの郷に軍配が上がった。 
○大宮ゆの郷・水澤監督
抽選での辛勝に、「いくつもミスが重なったので(敗戦を)覚悟しましたが、勝てて良かったです。この辺を反省し、今後も一つ一つ大事に戦っていきます」
大宮ゆの郷・福田選手
「相手は打ってくるチームなので手ごわかったですね。うちも中盤以降乗ってきて何とかなりました。福原はよく投げました。エラーが今後の課題ですね」
●ゴソッツ・松本監督
「得意の接戦に持ち込んだんですが・・・・。相手は強いと聞いていましたが、みんなで励ましあって、ひょっとしたらという気持ちはありました。でも結局は相手が一枚上でしたね」