アークカップ速報(3月27日号)

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アークカップ速報 3月27日(日)号

Dブロック1回戦
東中野タイガース vs 大宮ゆの郷

3月27日(日) 第2試合 1 2 3 4 5 6 7 8
東中野タイガース 中野区) 1 0 0 1 0 0 1 3 6
大宮ゆの郷 さいたま市 0 0 1 2 0 0 0 0 3
※大会規定により、8回は1死満塁のサドンデスを実施
アーク初陣白星 東中野タイガースは初回、連続ヒットなどで1死2・3塁といきなりのチャンスをつかむと、4番鈴木(秀)選手がレフトへきっちり犠牲フライを打ち上げ、鮮やかに先制する。一方の大宮ゆの郷も3回、エラーで出たランナーを2塁に置き、3番石川選手のレフト前タイムリーですかさず同点に。追いつかれたタイガースは4回、この回先頭の5番鹿島選手がライトへの2塁打で出塁すると、続く6番鈴木(佑)選手もセンターへ2ベース、連続長打で再びリードを奪う。しかしゆの郷もその裏2死から、代打鈴木(剛)選手がデッドボールで出塁すると、迎えた8番武政(大)選手が右中間をきれいに破る2ランホームランを放ち、ついに逆転に成功した。しかしこの試合、このままでは終わらない。土壇場7回、タイガースが粘りを見せる。死球や送りバント、ヒットで1死2・3塁とチャンスを迎えると、2番伊藤(孝)選手がエンドランを決め、1人が生還。逆転のランナーこそ本塁タッチアウトとなったが、土壇場で同点に追いついた。勢いに乗ったタイガースはサドンデスの8回、1人が倒れ2死となるも、そこから2番伊藤(孝)選手、3番二木選手の連続タイムリーで2点、さらに4番鈴木(秀)選手も押し出しを選び、一挙3点を挙げ勝負を決めた。 
○東中野タイガース・福田代表
アーク初陣を白星で飾り、「ヒヤヒヤの試合でしたね。勝ててよかったです。全員が最後まで緊張感を持って戦ってくれました。今年は自分は指揮官に徹してベンチから全体を見ています。選手もやる気になっているので、うまく生かしていきたいですね。当然やるからには優勝を目指します」
東中野タイガース・鈴木(正)投手
高速スライダーを武器に強打のゆの郷打線相手に107球の熱投。「序盤に1点を先制するうちの野球ができました。(4回に浴びた一発については)うまく打たれちゃいました。いいバッターが多かったので苦労しました。サドンで味方が3点を取ってくれたので、あれでだいぶ楽になりましたね」
●大宮ゆの郷・水沢監督
サドンデスの表の3失点で万策尽きた試合を振り返り、「(8回表先頭打者を打ち取り)せっかく2アウト取ってたのに、あそこで抑えないと・・・。とにかくミスが多すぎましたね。不甲斐ないです。エラーが多いときは勝てません。嫌なムードのままずっと来てしまいました」



Dブロック1回戦
T・Hインセクターズ vs 新所沢Winners

3月27日(日) 第4試合 1 2 3 4 5 6 7
新所沢Winners 所沢市) 2 0 3 0 0 0 0 5
T・Hインセクターズ世田谷区 0 0 0 0 0 0 0 0
強烈!! 先制パンチ 主砲の一発とエースの力投で新所沢WinnersがT・Hインセクターズに快勝した。新所沢Winnersは初回、エラーで出塁したランナーを1塁に置き、4番石塚選手が初球のストレートを叩くと、これが目の覚めるようなライトオーバーの先制2ランとなり、瞬く間に2点を先制する。これで打線に火がついた新所沢Winnersは、3回に追加点を挙げる。この回先頭の1番加藤選手がライト前ヒットで出塁すると、2番佐藤選手の当たりはショートゴロ。これをダブルプレイをあせったT・Hインセクターズ内野陣に乱れが生じ、1・2塁オールセーフとなり、流れは一気に新所沢Winnersへ。続く3番西山選手がライト前タイムリーでまず1点。さらに1死後、5番野田選手もライトへ運び2点目。その後もエラーや内野安打などで、結局この回4安打を集中させ、ダメ押しの3点を追加した。投げてはエース兼頭投手が、ランナーこそ出すものの要所を締めるピッチングでT・Hインセクターズ打線を翻弄。投打がかみ合った新所沢Winnersが、完封勝ちで2回戦進出を決めた。 
○新所沢Wnners・加藤監督
「初回の石塚の一発で相手にプレッシャーを与えられました。なかなかないんですが、今日は珍しくみんながうまくつながりましたね。評価の高いチームだったので、向かっていった結果がこういういい結果につながったんだと思います。次も打線が今日のようにエースを援護できればと思います」
新所沢Winners・石塚選手
打線に火をつけた初回の特大弾に、「打ったのはど真ん中のストレート。いつもは初球は打たないんですが、体が自然に反応しましたね。完璧に打てました。野球人生の中でも十本の指に入るような会心の当たりでしたね。いい仕事ができました。次も一本出したいですね」
●T・Hインセクターズ・梅岡主将
「空回りしちゃいましたね。序盤にうまくやられてしまいました。(相手は)みな右打ちを徹底していていい打線でしたね。うちは随分ボール球にも手を出してしまって・・・ 的を絞りきれず、中途半端なバッティングになってしまいました。エラーも反省材料です。悔しいですね」