アークカップ速報(8月19日号)

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アークカップ速報 8月19日(日)号

Bブロック2回戦
フジノン vs 國士無双

8月19日(日) 第1試合 1 2 3 4 5 6 7
國士無双 (北足立郡) 0 0 0 0 0 0 0 0
フジノン (さいたま市) 1 0 0 0 0 0 × 1
“スミ1”守りきる フジノンが初回に挙げた虎の子の1点を守りきり、エース対決を1-0で勝利した。フジノン・内田、國士無双・高橋、両エースの先発で始まったこの試合。フジノンは初回、1番・武田がレフト前ヒットで出塁すると、すぐさま盗塁。この時、捕手からの送球が逸れる間に一気に3塁を陥れ、無死3塁とチャンスを広げる。ここで続く2番・神田が3球目の真っ直ぐをライトへしぶとく運ぶタイムリーを放ち、足を絡めた鮮やかな1・2番コンビの速攻で1点を先取した。一方の國士無双は3回、この回先頭の8番・市川がレフトオーバーの3ベースで出塁。反撃ののろしを上げるが、次の瞬間、フジノンのサード・伊能(いよく)の隠し球にやられタッチアウト。惜しいチャンスを逃す。國士無双は終盤6回にも相手エラーからノーアウトのランナーを出塁させるが、次打者の送りバントが小フライとなり、結果は最悪のダブルプレー。なかなか攻撃のリズムをつかめない。結局、フジノンのエース・内田はスライダー、カーブをアウトローに集め、内野ゴロの山を築くお手本のようなピッチングを披露。3回に浴びた3ベース以外は、國士無双打線を完璧に封じ、7回を打者22人で料理した。 
○フジノン・飛田監督
「内田の好投に尽きますね。構えたところにちゃんとボールが来て、コントロールが抜群でした。サードの伊能の隠し球も超ファインプレーでしたね(笑) 打つ方は1・2番のヒットだけでしたが、初回に先手が取れたのが大きかったですね。念願だった3回戦突破に向け、次の試合も全力で頑張ります」
○フジノン・内田投手
自身2年ぶりとなる完封劇に、「本当は夏は大嫌いなんですが(笑)、1-0というスコアだけに余計に気持ちがいいですね。今日は特に外のコントロールが良かったです。バックも堅い守りで盛り立ててくれて助けられました。今はチームもいい雰囲気なので、この調子を次につなげたいです」
●國士無双・竹内監督
好投の高橋を援護できなかった打線を嘆き、「外野に1本だけでは・・・ これでは勝てませんね。相手投手のコントロールの良さに手こずってしまいました。あとは隠し球ですね。誰も見ていませんでした(笑) 数少ないチャンスをことごとく潰してしまいました。次は3回戦進出を目標に出直します」