アークカップ速報(4月20日号)

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アークカップ速報 4月20日(日)号

Bブロック4回戦
蔵星 vs 岬クラブ

4月20日(日) 1 2 3 4 5 6 7
岬クラブ
(夷隅郡)
0 0 0 0 0 2 5 7
蔵星
(台東区)
0 0 0 0 0 0 0 0
7回、打者一巡で一挙5点 岬クラブが両者がっぷり四つのこう着ゲームを、終盤の猛攻で一気にケリをつけた。試合は両先発の力投とバックの堅守で両軍無得点のまま静かに進み、5回を終わって0-0。先取点がより重要度を増す中、迎えた6回に、ついにその重い均衡が破られた。ここまでランナーを出しながらも無得点に終わっていた岬クラブだったが6回、連続死球とスチールで1死2・3塁とすると、ここで迎えた6番田辺がカウント2-1からの高めのボールをうまく上から叩き、これがショート頭上をライナーで襲う2点タイムリー。終盤に貴重な先取点を挙げる。これで勢いづいた岬クラブは続く7回には、エラーと死球で1・2塁の場面で、4番小野寺がレフトへ2点タイムリー3ベース。さらに5番峯尾がライト前タイムリーで続くと、その後も7番善財(由)のタイムリーや9番田辺(研)の犠飛など、この回打者一巡の猛攻で一挙5点を挙げ試合を決めた。一方、敗れた蔵星は、序盤こそランナーを出すもののいずれも2死からのランナーでなす術なく、まさかまさかの0行進。岬クラブ投手陣の前に快音が聞かれず、大会屈指の強力打線が最後まで沈黙した。 
○岬クラブ・善財(理)主将
「終盤勝負は読み通りでした。ただ相手は一発長打がある打線ですので、6回の2点だけではまだまだ不安でした。それだけに7回の5点は大きかったですね。本当は序盤に得点して逃げ切るような展開が理想なんですが(苦笑) 次からも厳しいゲームが続くので、気合を入れてやっていきます」
○岬クラブ・田辺選手
チーム初安打となる決勝の2点タイムリーを振り返り、「あの場面は燃えましたね(笑) 初回に無死満塁を潰していたこともあり、流れ的にも、『ここしかない、ここで絶対決める!!』と、意を決して打席に入りました。当てただけでしたが、うまく上から芯を叩けたので、いいところに飛んでくれましたね」
●蔵星・吉野代表
「6回は、先頭バッターからの死球連発が痛かった。あれで流れが変わってしまいましたね。がっぷり四つのゲームだったので、こういったところで一気に勝負が決まってしまいました。打つ方でも打ち損じが多く、悔いが残る内容でした。それにしても、なかなか勝ち運に恵まれませんね(苦笑)」