準決勝
（第１試合）
| 11月2日（日） |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
| 佐川急便千葉 （船橋市） |
2 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
2 |
6 |
| 四ッ葉倶楽部 （さいたま市） |
0 |
0 |
0 |
2 |
2 |
0 |
0 |
4 |
| 佐川急便千葉 |
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桜井、宇田川、○光実-柳川 |
| 四ッ葉倶楽部 |
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●海老井-結城 |
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安打 |
四死球 |
犠打 |
三振 |
盗塁 |
失策 |
| 佐川急便千葉 |
6 |
5 |
3 |
2 |
3 |
2 |
| 四ッ葉倶楽部 |
6 |
8 |
0 |
2 |
0 |
4 |
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○佐川急便千葉・土井監督 |
| 「四ッ葉さんのピッチャーがとてもいいピッチャーなので、ペースに乗せないよう引っ掻き回そうと考えていましたが、それがうまく初回にいい形で出て先制できました。（５回のピンチでの投手交代については）『光実と心中だ！』というつもりで送り出しましたが、ホントによく踏ん張ってくれました。（２年連続優勝戦進出については）連覇にリーチをかけるのは大変なこと。ここまで勝ち進んだ選手たちを誉めてやりたいです」 |
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見ごたえある攻防 強豪同士の準決勝として注目を集めた佐川急便千葉ｖｓ四ッ葉倶楽部の一戦は、大会史上に残る見ごたえのある大熱戦となった。
先制したのは佐川千葉。初回、２本の内野安打で１死１・２塁とすると、ここで２塁ランナー俊足の芳中選手が３盗。これが悪送球を誘いまず１点。さらに四球で１・３塁とし、今度は１塁ランナーが塁間に挟まれる間に３塁ランナーがホームを突き、２点目。四ッ葉好左腕・海老井投手から“足攻”で早くも先取点を奪い、主導権を握った。２点を追う四ッ葉は４回、佐川千葉先発・桜井投手をとらえ、この回先頭の４番斉藤選手がヒットで出塁すると１死後四球で１・２塁とし、ここで７番山次選手が初球のストレートをジャストミート。打球は左中間を真っ二つに破り、２者が還り試合をふり出しに戻した。追いつかれた佐川千葉は直後の５回、再び突き放す。２つの四球で２死ながら２・３塁の場面で、４番の和多田選手がフルカウントからの内角カーブをうまく腕をたたんで技ありのヒット。これが２点タイムリーツーベースとなり、４-２とリードを奪った。悲願へ向け負けられない四ッ葉もその裏粘りを見せる。前の回から代わった佐川千葉２番手・宇田川投手から３連続四球を選び無死満塁とすると、ゲッツー崩れの間にまず１点。さらに四球を挟み再び満塁とすると、７番山次選手がフルカウントから気迫の四球を選び、押し出しで同点とした。そして４-４の同点のまま迎えた最終回。勝利の女神は佐川千葉に微笑んだ。佐川千葉はまず先頭の伊藤選手が四球で出塁すると、２番芳中選手がきっちり送り、１死２塁とチャンスをつかむ。ここで迎えた３番増田選手の２球目、佐川千葉はエンドランを敢行。増田選手がうまくライト前に持っていき、２塁から一気にランナーが生還。土壇場で三たびの勝ち越しに成功する。さらにその後エラーを絡め追加点を挙げた佐川千葉は、５回からマウンドに上がった３番手光実投手がその裏の四ッ葉打線の反撃を絶ち、２年連続３度目の優勝戦進出を決めた。 |
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○佐川急便千葉・増田選手 |
| ドーム行きを決める値千金の勝ち越しタイムリー。「１-０からの２球目ですが、打った瞬間、俺スゴイ！と思いました。あまりに理想的に打てたのでビックリです。いい試合だったので気合が入っていました。今日負けたら１回戦負けと同じになってしまうので、負けるわけにはいきませんでした。ドームで監督を男にします！」 |
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○佐川急便千葉・光実投手 |
| 今大会あまり登板の機会はなかったものの、この日の大一番で急遽マウンドへ。しかも５回無死満塁と大きなプレッシャーのかかる場面で登板し、四ッ葉打線に勝ち越し点を許さず、チームの勝利に大きく貢献した。「緊張はありましたが、『お前しかいない！』と言われ燃えました。大役を果たせてホッとしています」 |
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○佐川急便千葉・伊藤主将 |
| 世代交代が進む佐川千葉のチームリーダー。チーム改革に日夜腐心する。「苦しい試合でした。先手で優位に試合を進めることができたのが大きかった。去年に比べて勝ちたいという気持ちを前面に出し、貪欲に１点を取りに行く姿勢ができてきたので、それが今日のような試合にも生きました。新生佐川千葉として絶対優勝して見せます！」 |
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●四ッ葉倶楽部・海老井投手 |
| 「先頭をフォアボールで出してしまい、最後の失点は自分の責任です。佐川さんは一振りに賭けるうまさが違いました。２回追いつきましたが追い越すことができなかった・・・・。精神的にもっと強くならなきゃダメですね。でも春はベスト８、今大会では４強と壁を破ることができ、今年は忘れられない一年になりました」
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●四ッ葉倶楽部・山次監督 |
| この日２度の同点劇を演出し王者に食らいつくも、あと一歩及ばず。「初回は守りに入って固くなっていたところをやられてしまいました。後手後手に回ってしまい最後までリードが奪えなかった・・・・。今日はミスが多かったのでその辺りを反省し、また出直します。（優勝の）夢は仕切り直しです」 |
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●四ッ葉倶楽部・斉藤選手 |
| 「１回戦からノーエラーで勝ち上がってきましたが、今日はしょっぱなからミスが出てしまい、そのままズルズルいってしまいました。やっぱりミスしたら負けですね。アークで頂点獲ろうとここまでやってきましたが、最後まで諦めない野球は実践できたと思います。来年はまた１つ歳をとってしまいますが（笑）、忘れ物を取りにまた頑張ります」
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