ヒーロー群像 4月11日(日)号 | ||||
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ガッチリした体格から大リーガー張りの迫力のあるフォームで速球をビュンビュン投げ込むのは、大会初出場Forty Eighters(横浜市)のエース尾崎投手。この日、社会人野球の名門・日本通運で活躍した選手を多く擁する強打のナウテクラブ(墨田区)を相手に快投を披露。6回まで強力打線をノーヒットに抑える見事な投球を展開。迎えた7回、ナウテクラブの4番・斉藤選手に意表をつくセーフティーバントを決められ、ついに安打を許し偉業こそならずも、堂々の1安打完封劇だった。「相手がノンプロ経験者の多くいるチームと聞いていたので、初めから気合を入れて飛ばしました。いつヒットを打たれてもおかしくない雰囲気だったので、ノーヒットノーランはまったく意識していませんでした。しかしあのバントは意表をつかれましたね」と試合後話す尾崎投手。小学校で野球を始めて以来、投手一筋の尾崎投手は、「これからも雑草魂を発揮して頑張ります」と今後の快投を誓って会場を後にした。 |
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