アークカップ速報 4月3日（日）号

アークカップ速報（4月3日号）

アークカップ速報　4月3日（日）号

Ｂブロック２回戦

世田谷ペンギンズ　ｖｓ　ジョルターヘッズ

4月3日（日）　第1試合	1	2	3	4	5	6	7	計
世田谷ペンギンズ（世田谷区）	0	0	0	0	0	0	0	0
ジョルターヘッズ（新宿区）	0	1	2	0	0	0	×	3

２回の攻防、明暗分ける　最初にチャンスをつかんだのは世田谷ペンギンズ。２回２死からヒットと四球で１・２塁とするが、ここでジョルターヘッズ大橋投手のセカンドへの絶妙の牽制球で２塁ランナーがタッチアウト、チャンスを逸する。ピンチをしのいだジョルターヘッズはその裏、２死から７番田春選手がヒットで出塁、ワイルドピッチで２塁を陥れると、続く８番樋口選手がレフトへ２塁打を放ち、連続ヒットで鮮やかに先制点を挙げる。流れをつかんだジョルターヘッズは続く３回には、エラーや内野安打などで１死満塁とすると、５番崎迫選手のライト前タイムリーでまず１点。さらに６番大野選手の内野ゴロの間に１人が生還。３-０とリードを広げた。３回以降一人のランナーも出せずに苦しむ世田谷ペンギンズは最終回、相手エラーでこの試合初めてノーアウトのランナーを出す。しかしここは大橋投手が落ち着いたピッチングで、最後を２者連続三振で締めゲームセット。ジョルターヘッズが投打に完勝した。　

	○ジョルターヘッズ・広木監督
	「気迫、内容ともに文句なしでした。幸い３点を取ることができましたが、最後まで気は抜けませんでしたね。みんながつなぐ意識を強く持ってくれているので、頼もしいです。今年は勝負の年、次も少ないチャンスをものにする野球で頑張ります」

	○ジョルターヘッズ・大橋投手
	「ベンチがいい雰囲気で後押ししてくれて、集中して投げることができました。序盤、ピンチの後に味方がすぐに点を取ってくれて楽になりました。今日は低めにうまくコントロールできたのが大きかった。投げる試合はきっちり自分の仕事に徹します」

	●世田谷ペンギンズ・川久保監督
	「（２回のチャンスは）仕掛けようとした矢先にうまい牽制にやられてしまって・・・あそこでしっかり点を取れていれば・・・でも、さすがにいいチームでしたね。脱帽です。打たれましたし、完全に力負けですね。また次回、再挑戦します」

Ａブロック２回戦

レディーバーズ　ｖｓ　オールスターズ

4月3日（日）　第3試合	1	2	3	4	5	6	7	計
オールスターズ（練馬区）	0	0	0	0	0	0	0	0
レディーバーズ（さいたま市）	1	0	0	0	0	0	×	1

３たびの大接戦　大会史上でも珍しい同一カード３度目の対決ということで注目を集めたこの試合。両者の初顔合わせは、昨春の第10回記念大会。その時は、レディーバーズが初回１点を先制もオールスターズがその後追いつき、１-１のまま抽選の末、まずはオールスターズに軍配。２度目は第10回記念大会の敗者復活戦。ここでも両者譲らず、７イニングを終わって０-０。延長戦の末、今度はレディーバーズが雪辱を果たした。そして迎えたこの日の試合。レディーバーズは初回、先頭の冬室選手がエラーで出塁。盗塁とパスボールなどで１死３塁とすると、ここで迎えた３番後藤選手が初球スクイズエンドランを成功させ、貴重な先取点を挙げる。一方のオールスターズはレディーバーズ先発・小川（秀）投手の前にわずか１安打に抑えられ、なかなか反撃のきっかけがつかめない。膠着した投手戦は１-０のまま最終回。粘りを見せたいオールスターズだったが、この回から登板したリリーフエース岡森投手の前にあえなく３人で攻撃終了。レディーバーズが初回の“スミ１”を磐石の継投で死守し、３たびの大接戦を勝利。対戦成績を２勝１敗と勝ち越した。　

	○レディーバーズ・小川監督
	「エラーにつけ込むうちの野球ができました。年齢差は10くらい違うと思いますが似たチーム同士なので、オールスターズさんとは毎回いい試合になりますね。もう一回やったらどっちに転ぶか分からない、それくらい差はないです」

	○レディーバーズ・後藤選手
	「打ち合わせ通り、初球からスクイズエンドランを仕掛けました。カーブがきたのでビビッてしまい引っかけてキャッチャーゴロになりましたが、それが結果的に３ｍくらい転がる絶妙な打球になりましたね。初回に打ててヒーローになれて、最高です!!」

	●オールスターズ・重久監督
	「打てませんでした・・・」としばし絶句の後、「バッティングセンターを貸し切って打ち込みもしてきたし、今回は何とかしたかったんですが、出鼻をくじかれてしまって・・・なす術がありませんでしたね。草野球は難しいです」とがっくり肩を落とした。