10.7 (日) ABCDブロック4回戦
試合速報

▲激戦を勝ち抜きこの日出揃った16チーム この春優勝のTNCスパークスが姿を消す中、初のベスト16進出チームが半数を数えるなど、戦国ムードが漂う


 第17回アークカップ関東草野球選手権大会は7日(日)、秋晴れの青空の下、4回戦16試合が行われた。

 春準優勝のヤンキース(世田谷区)はエース土屋が打っては5打点、投げては1人の走者も許さぬ完璧なピッチングでCHAMPS(さいたま市)を圧倒しコールド大勝。とん吉(北区)は好打者・中村の先制2ランで勢いに乗り名門・高洲サタンズ(千葉市)に快勝。日油技研工業(川越市)は2回に押し出し四球を足がかりにたたみかけ一気に3点を奪うと、守っても最後までJA田中(柏市)につけ入る隙を与えず完封勝利。初出場ながら快進撃を続ける松江ギャランツ(江戸川区)は左腕エース・今泉が投げて完封、打っては決勝打を放つ大車輪の活躍で昨年8強の練馬アドベンチャーズ(練馬区)を下し5回戦進出を決めた。DANTE(福生市)は初回から4番雨宮の先制弾などで3点を挙げ主導権を握ると、Red Cobra(川崎市)の終盤の猛追を2点に抑え1点差辛勝。ビコークラブ(さいたま市)は4回に7番蒔田のタイムリーで均衡を破ると6回には集中打で一挙4点を追加しジェニオン(土浦市)に完勝。GLARE'04(足立区)は1-1の同点で迎えた7回裏に満塁のチャンスをつかむと、3番山崎(篤)の内野ゴロの間に決勝点をもぎ取り稲葉ベースボール倶楽部(朝霞市)をサヨナラで振り切った。浅草魂(台東区)は終盤6回に先制を許し追い詰められるも、直後の7回にエラーとエンドランで2点を奪う驚異の粘りで土壇場逆転勝利。熱隊夜(取手市)は初回から飯田・横川の1・2番コンビの速攻で1点を先制すると、その後も着々と得点を重ね5回コールド勝ち。球嵐(習志野市)は1点リードの5回に1番斉藤のセンターオーバーのタイムリー3ベースで追加点を挙げウィルス(世田谷区)に競り勝った。VICTORYS(川越市)は初回の攻防を制し1点のリードを奪うと、その後は先発・三浦が尻上がりのピッチングでTEAM ByBLOS(戸田市)打線の反撃を封じ逃げ切り勝ち。グリーンホーンズ(世田谷区)は2回のワンチャンスに1点を先取すると、この1点をエース木村が1安打完封で守りきり、優勝経験2回を誇る強豪・とらひげ(新宿区)を下す大金星を挙げた。

 なお、大会10日目となる次週14日(日)は、5回戦8試合が行われ、いよいよ第17回大会のベスト8が決まる。




Aブロック

VICTORYS(川越市) 2 × 1 TEAM ByBLOS(戸田市)
CHOTTO CHIGAUZO(新宿区) 7 × 0 Joker(荒川区)
熱隊夜(取手市) 9 × 0 全谷塚野球倶楽部(葛飾区)
ビコークラブ(さいたま市) 5 × 0 ジェニオン(土浦市)


Bブロック

球嵐(習志野市) 2 × 1 ウィルス(世田谷区)
ピエロ(世田谷区) 1 × 0 Fs(立川市)
松江ギャランツ(江戸川区) 2 × 0 練馬アドベンチャーズ(練馬区)
日油技研工業(川越市) 3 × 0 JA田中(柏市)


Cブロック

ヤンキース(世田谷区) 11 × 0 CHAMPS(さいたま市)
とん吉(北区) 4 × 1 高洲サタンズ(千葉市)
グリーンホーンズ(世田谷区) 1 × 0 とらひげ(新宿区)
佐川グローバルロジスティクス梶i品川区) 7 × 0 マンハッタン(港区)


Dブロック

GLARE'04(足立区) 2 × 1 稲葉ベースボール倶楽部(朝霞市)
ブルーサンダース(戸田市) 4 × 0 ジョルターヘッズ(新宿区)
浅草魂(台東区) 2 × 1 立川クラブ八丁会(立川市)
DANTE(福生市) 3 × 2 Red Cobra(川崎市)