11月25日優勝戦 CHOTTO CHIGAUZO vs ピエロ

11.25 （日）優勝戦

試合速報

			ＶＳ
		（新宿区）				（世田谷区）

▼あとがなくなった絶体絶命の場面で見せた恐るべき王者の底力　見事なミラクル逆転劇で、３大会ぶり２度目となるアークカップ制覇を成し遂げた

優勝戦実況

ユリちゃんの優勝戦レポート

第17回アークカップ関東草野球選手権大会　優勝戦ｉｎ千葉マリンスタジアム

午後12時20分試合開始

11月25日（日）　優勝戦	1	2	3	4	5	6	7	8	9	計
CHOTTO CHIGAUZO （新宿区）	0	0	0	0	0	0	0	0	2	2
ピエロ　（世田谷区）	0	0	0	0	0	0	0	0	3×	3

※大会規定により、８回・９回は１死満塁のサドンデスを実施

両軍戦いを終えて


優勝ピエロ・平野監督		準優勝 CHOTTO CHIGAUZO・野上監督
最後は王者の貫禄で栄冠をつかみ取り、「本当は７回までに１点欲しかったんですが、自分の采配ミスでチャンスに動けなかった。サドンで２点取られた時は、正直もうヤバいかなとも思いましたが、まさかあそこから引っくり返すとは・・・大した奴らです。何と言っても浅海の大ファール。あれで春日投手の動揺を誘えたんじゃないかと思います。その後カウントを崩した春日投手から浅海が四球、そしてノースリーから敢えて打ちにいって力勝負に持ち込んだ伊藤も素晴らしかった。サヨナラの瞬間は、頭が真っ白になり、訳が分かりませんでした。２点取られたあとに、３点取って勝つ。これぞ劇的、野球の醍醐味ですね。震え上がる感動がありました。今大会は、自分と選手たちが考えていることが、あうんの呼吸でうまく合致してきた大会でしたね。『ここが勝負どころ』という場面で全員が一丸になれた。中須もよく投げてくれました。でも彼にはまだまだ伸びる余地があるので、努力次第でさらに成長してくれるでしょう。うちはそんなに長くやるようなチームじゃない。今は選手全員が『もっとうまくなりたい』と日々努力してますが、その努力がなくなった時が解散の時です。常に解散と隣り合わせという危機感を持って、心してやっていかないと。次への戦いはもうこの瞬間から始まってます」		息詰まる激闘の末の敗戦に、「試合展開はうちのチームとしては願った通りの形に持ち込めて、勝てるパターンの流れだったと思うので、そういった意味ですごく残念ですね。サドンデスルールの延長戦では、うちは表の攻撃だったので、相手のピエロさんのことを考えれば、出来れば４点以上は欲しかったです。うちにはミスターサドンデスがいますし、最初は当然彼から始まる打順を選択しました。９回の米山のタイムリーは、打った瞬間は逆光で一瞬打球が見えなかったのですが、１点も取れずに２死となったプレッシャーのかかる場面で、よく打ってくれましたね。投げる方では、春日があの強力打線を相手に、本当に良く投げてくれました。彼の投球なくしては、このような素晴らしい試合は出来なかったと思います。最終回はさすがに少し疲れていたので、結果は仕方ないと思います。今日は負けてしまいましたが、今後に優勝するという良い目標が残ったことをプラスに考えたいです。この悔しさをチーム一同、来年以降の糧にしたいと思います。あと選手たちには、この悔しさを野球だけでなく、日常生活の中でも反映させて欲しいですね。今日優勝できなかった分、自分の生活では優勝を目指して欲しいです」と、最後は素晴らしい名言を残し、マリンスタジアムを後にした。

▼一昨年の準Ｖを返上すべく、必勝を期して臨んだこの日のファイナルの舞台　しかしその思いは実らず、悲願はあと一歩のところでもろくも砕け散った