 |
○ピエロ・平野監督 |
攻守に磐石の試合運びで完勝し、「今日は初回の攻撃がキーでした。先頭の高橋が出塁して相手を揺さぶって自滅を誘う。まさに思惑通りのいいゲームが出来ましたね。中須もボールに気持ちが乗って、久々に100点満点のいいピッチングでした。ラストイヤーにまさか東京ドームにいけるなんて、夢にも思っていませんでした。その集中力、こいつらは本当に凄い奴らです」 |
 |
○ピエロ・黒坂選手 |
2回に貴重なタイムリーを放つなど、キーマンとして打線を牽引。「ナイスゲームでした。自分は状況に応じて動くのが仕事。攻守ともに相手にスキを見せず、たとえ押していても気持ちを切らさず全力で戦う。みんなが厳しいところでやってきているので、その意思統一が図れているのがうちの強みですね。今年が最後の年なので、ドームでも悔いのないよう絶対に優勝します」 |
 |
○ピエロ・中須投手 |
6イニングを内野安打1本の完璧な内容で締め、ドームがかかった大一番をゲームメイク。「初回の先取点でだいぶ楽になりましたね。四ッ葉さんはいいバッターが多かったので、コントロール重視で投げました。いい緊張感の中で、余裕を持っていけましたね。去年は春も夏も3回戦で負けてしまって、その悔しさは今でも心の中に残っています。必ず今年は優勝してみせます」 |
 |
●四ッ葉倶楽部。・山次監督 |
まさかの大敗にガックリ肩を落とし、「一生懸命やってはいるんですが、内容が悪すぎですね。情けないゲームでした。相手よりもっと我武者羅にやらないといけないのに・・・ こんなに長くチームをやってきても、こういう大事な試合でそれぞれの価値観がこうもバラバラでは・・・
厳しいですね。自分の責任です。相手がどこであろうが、今日のようなゲームでは勝てませんね」 |
 |
●四ッ葉倶楽部。・海老井投手 |
ピエロの揺さぶりの前に本来の投球ができず2回途中降板に、「誰もが認めるピエロさんとの対戦で楽しみにしていたんですが・・・ 過去に2度優勝しているチームとの差を感じました。2回までは無失点で抑えるという、先発投手としての役割を果たすことができませんでした。流れの中で、うまく弱点を突かれてしまいましたね。ミスした方が負け。点の取られ方が致命的でした」 |