6.6 (日) 優勝戦
試合速報
※詳細は後日掲載いたします

VS
(立川市) (船橋市)



▼終盤6回、『好投を続けるエースのために』と、チーム全員が一丸となり怒涛の攻撃を繰り出しためいぼう2号店が、待望の初タイトル奪取に成功した


優勝戦実況
個人成績
個人表彰
あゆちゃんの優勝戦レポート




第22回アークカップ関東草野球選手権大会 優勝戦 in 東京ドーム
午後7時45分 試合開始
6月6日(日)  優勝戦 1 2 3 4 5 6 7
F s (立川市) 0 0 0 0 0 0 0 0
めいぼう2号店 (船橋市) 0 0 0 0 0 2 × 2




両軍戦いを終えて

優勝
めいぼう2号店・川見監督
準優勝
Fs・山崎監督
ー初優勝、おめでとうございます
 自分が思っていた以上にみんなの気持ちが強くて、頭が下がる思いです。練習もしてないし、個々の力がある訳でもない僕たちですが、農大野球部で4年間一緒だったことで、試合に入ると自然とみんながひとつになれる。大学時代に培ったこのチームワークこそが、最高の結果を生んだんだと思います。
ー4回に1死2・3塁の大きなピンチがありました
 ベンチは満塁策にしようか迷いましたが、最終的にはバッテリーに任せました。打球がショートに飛んで、青山がきっちり本塁を刺してくれましたね。青山はうちの守りの要なので、いいところに打球が飛んでくれてよかったです。
ー0-0のまま、試合は終盤の6回を迎えました
 6回は1番の伊藤から始まる打順だったので、『この回が勝負だな』と思っていました。伊藤が倒れて一瞬ベンチのムードも暗くなりかけましたが(笑)、2番の青山が粘った挙句にフォアボールを選んで出塁してくれた。あれは大きかったですね。
ーその後のクリーンアップの打撃は圧巻でした
 3番の福田がフェンス直撃の素晴らしい打球でチャンスを広げてくれて2・3塁になり、終盤を迎えて何とか1点が欲しい場面だったので、エンドランという選択肢もありましたが、そこは敢えてうちの4番に任せました。西村もその期待に応えて、初球をセンターへ犠牲フライ。続く5番の絹川も初球を左中間へタイムリー2ベース。文字通り、あっという間の2点でしたね。最終回の守備を考えると、あの2点目は貴重でした。それにしても2人とも、あそこで初球からバットを出していけるなんて・・・ 彼らの野球人としての勘、経験なんでしょうね。
ー川村投手も大舞台で素晴らしい投球でした
 今大会で一番のデキでしたね。カウントを悪くしてもうまく立て直すことが出来ていましたし、0-0の展開でしたが、嫌な感じは全くなかったです。みんなが、『何としても川村のために1点を取ってあげよう』という思いでした。
ーこの夏は春夏連覇という偉業がかかります
 実は今日試合前、ドームに向かう車の中で、『春夏連覇するぞ!!』と、冗談には出していたんです。まだ優勝もしていないのに(笑) 今こうして現実に優勝という結果を残すことが出来ましたが、今でも、『自分たちが一番強い』なんてこれっぽっちも思ってもいません。この夏も今までと変わらず、チャレンジャー精神でぶつかっていきます。
ー夏春連覇はなりませんでした
 過去の試合の中でも、一番勝ちたかった試合、あるいは勝たなければいけない試合でしたが・・・ 逃したものは、あまりに大きいですね。
ー4回に先制のチャンスを作りました
 デッドボールと4番の入田の2ベースで1死2・3塁。点につながるとしたらこの回だなと思いました。みんなが先取点が欲しい状況でしたし、3塁走者が足のある大元ということもあり、打球はショートゴロでしたが、相手ミスを誘う意味でも、あの局面ではギャンブルで思い切ってホームに突っ込むしかない。結果はアウトになってしまいましたが、あの大元でも得点にならなかったんですから、仕方がないですね。
ーその後はなかなかチャンスをつかめませんでした
 先制機を生かせなかったことで、流れを持ってくることができず、試合の形を作れませんでしたね。いつもの自分たちのパターンが作れなかった・・・ それにしても、相手のめいぼうさんの川村投手は、ホントにいいピッチャーでした。球威もあるし、変化球も低めのいいところに決まって、正直、打たされている雰囲気がありました。完全に術中にはまってしまいましたね。
ー6回は昨夏MVPの高桑投手がつかまりました
 0-0の展開できていたので、延長サドンデスが頭をよぎったこともあり、本来の予定を1イニング延ばして投げさせてしまったベンチの責任です。
ー昨夏覇者としてプレッシャーがかかる中で2大会連続の優勝戦進出、振り返っていかがですか?
 負けた瞬間、ずっと張り詰めていたものがパチンと音を立てて切れた感覚ですね。正直、周りからのプレッシャーはありました。ただ、自分たちの中でも、これで勝てなかったらどうやって勝つんだというぐらい、今までで一番いいチームに仕上がったという手ごたえのようなものは持っていました。周りの評価も含め、その気になっていた部分があったのかもしれませんね。それだけにショックは相当大きいです。
ー最後に、次回大会へ向けて一言お願いします
 今回のこの敗戦はプラスに変えて、次に生かしていかないといけません。まだまだ自分たちは発展途上だということ。伸びしろがまだまだある。絶対負けないチームになるためには、もっともっと練習を積んでいかないと・・・ この悔しさ、経験は、必ずや今後のチームの糧となり、いい効果をもたらすものだと確信しています。



▼これが野球の難しさか・・・ 過去最強布陣を敷き、必勝を期したはずのFsだったが、今大会ラストゲームで許した初失点が致命傷となり、夢ついえた