|
|
秋の草野球の祭典・第9回アークカップ関東草野球選手権大会が7日(日)いよいよ開幕した。この日は薄曇ながら快適な野球コンディションの中、ABCDブロック小1回戦およびABブロック1回戦の計92試合が行われた。
Aブロックでは、GEN(稲敷郡)が追いつ追われつの激しい点の取り合いを9-8で制しまずは初戦突破。TOOLS(荒川区)対東芝物流(港区)の一戦は、両エースの投手戦の末TOOLSに軍配。スクラッチ幕張(千葉市)は3点差を追う終盤に一挙6点を挙げ、MICフリーバーズ(草加市)に逆転勝ち。クローン(練馬区)は4点差を追う5回、中島選手の起死回生のホームランで同点。さらに最終回にも再び中島選手が勝ち越し2塁打を放ち、鮮やかな逆転勝ちを収めた。7dream
x kom(竜ヶ崎市)は3度目の正直で念願のアークカップ初勝利。岬クラブ(夷隅郡)は大量31得点を挙げ圧勝。J-KIDS(新宿区)は、井上投手の力投に宮本選手の攻守にわたる活躍で快勝。チン鉄バッキャローズ(江東区)対ベストドリームス(越谷市)の一戦は1点を争う激しい攻防の末、チン鉄バッキャローズが逆転勝ちで2回戦へ。沼南ラッシュ(東葛飾郡)は、JA田中(柏市)投手陣の前にあと一本が出ずよもやの初戦敗退。カネマンクラブ(上尾市)はエース片貝投手がNTTリース打線を完封し快勝。全谷塚野球倶楽部(葛飾区)は伊藤投手の1安打完封の好投で勝ち上がり。ホーマーズ(草加市)は5回に大量8点を挙げて大勝。その他、悲願のVを狙うエンドレス(浦安市)、抽選勝ちのすまいるず(茂原市)、エース圓山投手が健在のBAEMS(相模原市)、富士見市王者ペガサス(富士見市)らが2回戦進出。
Bブロックでは、Adversity(平塚市)が猛打賞の長木選手らの活躍で勝利。悲願の初勝利に燃えたプリンス蕨(蕨市)は、チームの持ち味である全員野球を発揮し快勝。ブラックス(大田区)は、岩田投手がニューヤンキース(船橋市)打線を2安打に抑え勝利。注目の一戦・かねふくロッキー(宇都宮市)対TEAM ByBLOS(戸田市)は、互いに一歩も譲らぬシーソーゲームの末、ByBLOS鈴木選手のサヨナラホームランで決着。Y・B・C(川口市)は序盤のホームラン攻勢で大勝した。東京STINGER(目黒区)は、最終回追いつかれながらも抽選で辛うじて勝利。市川ケニー(市川市)は4番斉藤選手のホームランなど打線が好調で大会初勝利を挙げた。レッドスパイダー(蕨市)は打線が火を噴き11安打、毎回の12得点でFUSION(川崎市)に快勝。WINNERS(所沢市)は、8番平野選手の2点先制タイムリーでリズムに乗り初戦突破。練馬アドベンチャーズ(練馬区)は相手守備の乱れで得た得点を守りきり、アークカップでは久々の勝利を挙げた。オールスターズ(新宿区)は成人投手の力投で勝利。その他、最終回の攻防を制した鞄立製作所(千代田区)、注目チームのマリモーズ(板橋区)、マネージャーが来てナインが燃えたNippo(多摩市)、原監督の采配が光った鈴木病院(東金市)、エース大木投手がマメを潰しながらも気迫の投球を見せたオールスポニチ(中央区)らが2回戦進出を決めた。
C・Dブロックでは、薮(中野区)が初回打者一巡で奪った5点を平石-佐藤(嘉)両投手のリレーで守りきり完勝。国分ブラックファイターズ(中央区)は、5回5点のビハインドを跳ね返す猛攻を見せ桐クラブ(北区)に大逆転勝利。BBM(山梨県)も2点を追う7回一挙4点を挙げ逆転勝利。ばっぐれ(横浜市)は安武投手がノーヒットノーランを達成。その他、代打策が当たり流れをつかんだANALUX(千葉市)、櫻田投手の投打の活躍が光ったL-SOX(品川区)、大技小技を絡めて理想的に得点を挙げたINFINITY(港区)、打線がつながったレディーバーズ(さいたま市)、矢口選手のサヨナラタイムリーで接戦を制したBMナイツ(市川市)、うれしい初勝利のSEAGULL BBC(港区)、投打がかみ合ったBirds(土浦市)、次戦強豪・東葛クラブ(柏市)との対戦が楽しみなサンライズ加藤(桶川市)らも勝ち上がった。
大会第2日目となる次週14日(日)は、ABCDブロック残りの1回戦84試合が行われる。 |
|
|