アークカップ速報(6月15日号)

Aブロック  Bブロック  Cブロック  Dブロック

アークカップ速報 6月15日(日)号

準々決勝
(Dブロック代表決定戦)
ブルーウィンズ vs エンドレス

▼1-1の同点で迎えた土壇場最終回、1死満塁から三上選手が決勝タイムリーを放つ
▲いつも以上に気合のこもったピッチングで見ごたえのある投手戦を演じた山口投手(左上)と黒田投手(左中) 戦いに敗れ引き上げるエンドレスナイン(左下)

準々決勝
(Dブロック代表決定戦)
6月15日(日) 1 2 3 4 5 6 7
ブルーウィンズ 船橋市 0 0 0 1 0 0 1 2
エンドレス (浦安市) 0 0 0 0 0 1 0 1

○ブルーウィンズ・仲井監督
「しびれる試合でした。最後の三上の打席はいろいろと策に迷いましたが、結局は三上に賭けることにしました。あの場面できっちり期待に応えてくれて、鳥肌が立ちました。今チームのムードも最高潮なので、この勢いでまずはもう1つ勝ちに行きます」
1点を巡る攻防 ともに好右腕を擁するブルーウィンズとエンドレスの一戦は、1点を巡って激しい攻防が繰り広げられた。3回までエンドレスの黒田投手に4三振のパーフェクトに抑えられていたブルーウィンズは4回、1番の三上選手がセンター前ヒットで初めて出塁。犠打などで2死2塁とし、このチャンスに4番伏島選手を迎える。ここで伏島選手は追い込まれながらもセンター前にしぶとく持っていき待望の先取点を挙げる。エンドレスの反撃は6回、ヒットと盗塁、相手内野守備の乱れなどで1死1・3塁とこの試合最大のチャンスを迎える。ここで2番榎本選手がきっちりレフトへ犠飛を打ち上げ同点に追いつく。しかし追いつかれたブルーウィンズは最終回、疲れの見える黒田投手を捕らえる。先頭の6番内村選手がレフト前ヒットで出塁。さらに犠打と2つの四球で1死満塁と勝ち越しのチャンスが訪れる。ここで迎えた1番三上選手が連続四球の後の初球を狙いすましたようにレフト前に持っていき勝ち越し。結局試合はこのままブルーウィンズが逃げ切り熱戦を制した。 
○ブルーウィンズ・三上選手
この日は先制のホームを踏み、最後は決勝打を放つなど大活躍。「1打席目にカーブを意識しすぎて三振していたので、あの打席は強く振り切ることだけを考えて打席に入りました。迷いはありませんでした。結果が出てうれしいです。一戦必勝で次も戦います」
ブルーウィンズ・山口投手
ファールフライをダイビングキャッチで捕りに行くなど、いつも以上にマウンド上での気合を見せた山口投手。試合後の真っ黒なユニフォームがそれを物語る。「最後はさすがにへばってしまいましたが、今日は緊張感の中気合で投げました。勝てて本当によかったです」
●エンドレス・熊川主将
「6回に追いついた時、行けると思ったんですが。ブルーウィンズさんとは以前も対戦したことがありますが、その時より強くなっている感じがしました。今年こそベスト8の壁を突破したかったのですが残念です。次回は必ず優勝します」
ブルーウィンズ・伏島選手
重圧の中、この日も先制タイムリーを放つ。「黒田投手はいい投手でした。打ったのはフォークだと思います。(大会注目選手としての)期待が大きいのは感じていますので、結果が出せてよかったです。チームワークで次も勝てるよう、そこに自分も貢献できるよう頑張ります」
エンドレス・黒田投手
「完敗です。今日の調子は悪くはなかったのですが、ランナーが出てからの相手の集中力が素晴らしかったです。7回の先頭打者に甘く入りヒットされたのが痛かったです」